原子核・放射線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 01:57 UTC 版)
放射線のエネルギーを表す単位電子ボルト 1eV=1.6×10-19J 反応断面積バーン 放射能の単位。原子核数をN、崩壊定数をλとおいたときそれらの積λNで与えられ、放射性崩壊の時間微分に等しい。次元は時間の逆数だが放射能以外の計量には使えない。ベクレル キュリー ラザフォード 放射能の濃度等マッヘ 1リットルあたりの物質に含まれる放射能。現代では殆ど用いられない。 比放射能(単一の放射性物質が単位質量あったときの放射能)はBq/kgなどの誘導単位で表される。 また単位面積や単位体積あたりの放射能の密度もよく使われるがこれも単位の名前はなく誘導単位のまま用いられる。Bq/m2、Bq/m3など。 照射線量の単位。現代では吸収線量の方がよく使われる。レントゲン 吸収線量の単位。次元はエネルギー/質量。グレイ ラド 実効線量、等価線量、線量当量の単位。吸収線量に生物学的効果を考慮した量。シーベルト レム 放射能に関する単位と量[編集]量単位記号定義導入年SI単位放射能 (A) キュリー Ci 3.7 × 1010 s−1 1953年 3.7×1010 Bq ベクレル Bq s−1 1974年 SI単位 ラザフォード Rd 106 s−1 1946年 1,000,000 Bq 照射線量 (X) レントゲン R esu / 0.001293 g(空気) 1928年 2.58 × 10−4 C/kg フルエンス (Φ) 毎平方メートル m−2 m−2 1962年 SI単位 吸収線量 (D) エルグ erg erg⋅g−1 1950年 1.0 × 10−4 Gy ラド rad 100 erg⋅g−1 1953年 0.010 Gy グレイ Gy J⋅kg−1 1974年 SI単位 等価線量 (H) レム rem 100 erg⋅g−1 1971年 0.010 Sv シーベルト Sv J⋅kg−1 × WR 1977年 SI単位
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