原作とアニメ版の主な相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 20:52 UTC 版)
「きまぐれオレンジ☆ロード」の記事における「原作とアニメ版の主な相違点」の解説
アニメではいくつかの設定が原作と異なる。以下、主なものを列挙する。 原作の春日一家は超能力を「能力(ちから)」と呼び、アニメ版では「パワー」と呼ぶ。 恭介が心情表現として、心苦しく「…な訳で」とナレーションするシーンがある。 ひかるは恭介に対して常に「ダーリン」と呼んでいる。 アニメではマスコット的キャラにもなっている、ジンゴロという太ったネコが春日家に飼われている。 物語が描かれる時間は、原作では恭介が中学3年生から大学合格後までの間に対し、アニメでは中学3年生約一年間の青春となっている(OVAは高校時代)。 原作では時折見られたコメディ要素はアニメではオミットされた。そのため、エピソードによっては終盤が原作と異なる展開を見せる。 アニメでは恭介らの初登校時にひかるが男のバイクの後ろに2人乗りで登場し、ひかるがその男と揉めたシーンを見ていた恭介らに文句を言うシーンがある。 アニメでは放課後に、ひかるが登校時に揉めたバイクの男とその仲間数人に河原で襲われ、ひかるの悲鳴を聞いて駆けつけた鮎川がそれを助けるシーンがある。 原作では学校の体育館裏でタバコを吸っている鮎川とひかるに恭介が会い、超能力で鮎川のタバコの火を消し喫煙を窘めるが、アニメではひかるを襲った男らを河原で倒した鮎川が吸うタバコの火を恭介が超能力で消し、鮎川が吸っていたタバコを取り上げ、喫煙を窘めている。 原作ではたまに登場するサブレギュラーのキャラクター達の一部は登場しない。原作でサブレギュラーであった、あかね、早川みつる、しおりはOVAのみの登場。 まどかがケンカの時にピックを投げて武器にする事があり、ピックを収納するベルトを持っている。なお、昔のまどかを知っている不良から「ピックのまどか」と呼ばれることがある。 序盤はまどかがサックスを吹くシーンが度々登場した。それはまどかの心情を描いていたものだったが、24話を最後に見られなくなった。寺田憲史いわく「サックスを吹いているシーンで視聴率が明確に下がる」ことが理由。 まどかの自宅は、原作では大きな洋館だが、アニメでは普通の洋風の家になっている。 長らくLDとビデオソフトのみの発売であったが、2007年2月23日にテレビシリーズをニュープリント・ニューマスターし、全話収録したDVD-BOX『きまぐれオレンジ☆ロード The Series テレビシリーズ』が発売された。
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