単行本あとがき登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 07:14 UTC 版)
「かりん (漫画)」の記事における「単行本あとがき登場人物」の解説
影崎由那(かげさき ゆな) 当作『かりん』の作者。『かりん』の多忙にあたふたしながら嘆く姿を余すところなく披露している。 不幸に萌えるため、キャラいじり(キャラいびり)を趣味とし、健太に「俺の不幸は影崎キャラとして生まれたことか?」とツッこまれたり、果林を健太の不幸に萌えるドS娘に設定しようとして果林本人から100tハンマーで叩きのめされて、その設定を自主的に没にしたりしている。 多忙であるヘマをした際には当時の担当に「果林みたいな人」と評されている。 本来ラブコメは苦手なのに担当の陰謀でラブコメをやっている自分が信じられず、そんな自分に戦慄する毎日を送っている。 S原 『かりん』の初代担当編集者。単なるヴァンパイア・コメディーだったはずの『かりん』を、雑誌掲載のアオリなど、あの手この手で既成事実の布陣を打ち、ラブコメに仕立て上げた黒幕。このやり口にラブコメが苦手だった影崎は大いに絶叫の抗議を上げたが、すでに敷かれた既成事実を打ち破ることができなかった。また、作品に対しては片っ端から直しを入れてくるため、影崎をはじめとする作家たちからは『ドラゴンエイジ』きっての鬼軍曹と呼ばれている。後に『碧海のAiON』となる企画を即却下ゴミ箱行きにした鬼編集でもある。 同様の手口でこの作品のメディアミックスの段取りを整えて『かりん』をブレイクさせる筋道を作り上げた人物でもある。 S尾 『かりん』後期担当編集者。あるパーティーの席上で影崎がカットを描こうとした際に、いきなり健太が忍に迫られるカットを要望してしまうほど、影崎と趣味が合う腐女子。影崎と取材旅行に行った際には「健太×煉兄」のやおい漫画を描き、ハマった影崎自らに続きを描かせ、それを同人誌にまでした。またキャラクターへの感情移入も大きく、健太と結婚式を挙げてしまう夢すら見た事もある。 相当のドジっ娘で、影崎とドジ比べをしてドツボにハマる事も。影崎いわく「果林みたいな編集さん」で、これをもって『かりん』は「果林みたいな作家」と「果林みたいな編集」によって創られる、まさしく「果林が作るかりん」状態に陥る事になる。 後にゴミ箱から『碧海のAiON』の企画を見つけ出し、同作を拾い上げて『かりん』の後釜に据えた。 なお、フルネームが「妹尾絵美(せのお えみ)」であることが、同じ出版元の『アリアンロッド・リプレイ・レジェンド』にて明かされている(妹尾はこの作品にプレイヤーとして参加している)。
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