医師(形成外科医)としての活躍
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「細川亙」の記事における「医師(形成外科医)としての活躍」の解説
1979年の大阪大学卒業後直ちに医師国家資格を得て約半年の間、医学部付属病院で皮膚科を研修した。その後大阪中之島にある財団法人住友病院で形成外科の研修を開始、香川医科大学(現香川大学医学部)、麻田総合病院(丸亀市)、関西労災病院などでの形成外科勤務を経て1994年に大阪大学に復職した。大阪大学では皮膚科学教室の講師として形成外科診療班長を務めながら、形成外科学教室の設立のために活動した。その結果、1999年に独立した診療科としての形成外科の開設を大阪大学で果たし、初代教授に就任した。2007年には形成外科学分野としては日本初となる寄付講座として美容医療学講座を大阪大学に設立し、その後も乳房再生医学寄付講座、抗体美容医科学寄付講座を作るなど、形成外科・美容医療分野の発展に尽くした。2012年に第30回日本頭蓋顎顔面外科学会総会・学術集会、2017年には第60回日本形成外科学会総会・学術集会(還暦記念学会)の会長を務めた。また、2015年、日本形成外科学会理事長に就任し、2017年には、日本人としては史上初、全世界でも歴史上7人のみにしか与えられていないアメリカ形成外科学会名誉会員の称号を授与された。2018年に大阪大学を退職し、地域医療機能推進機構大阪みなと中央病院長に就任した。2019年学術雑誌「形成外科」(克誠堂出版)の編集長に就任。2020年にはメディカルノートの医療アドバイザーになり、また同年に集中医療大賞も受賞した。日本形成外科学会名誉会員、日本頭蓋顎顔面外科学会名誉会員、日本形成外科手術手技学会名誉会員、大阪大学名誉教授など多数の名誉称号を持つ 。
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