効果の大きさ、賛否
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 06:14 UTC 版)
ニュージーランドは、国全体で厳格なロックダウン(国民への外出禁止 + 外国からの入国禁止)を実施し、市中感染者を完全にゼロにすることに成功し、市中感染者ゼロの状態を102日間維持できた。ニュージーランドの首脳陣は、専門家からの強力な意見を受けて、「感染抑制」をめざす戦略ではなく、「ウイルスを排除」する戦略へと切り替えることにした。(すでにウィルスがニュージランド国内に入ってしまっていた時点の)2020年3月26日に、このウイルスの警戒レベルを最高値となるレベル4に引き上げ、全土で厳格なロックダウンを開始した。その後も、しばらくは各地で感染者が急増したので、ニュージーランド国民の多くはロックダウンの効果を(一旦は)疑ったが、一定期間を経て新規感染者数は急速に減少した。 イギリスでは(2020年3月)、新型コロナウイルスの流行を受け、国民保健サービス(NHS)の負担を減らすために人々が自宅にとどまるような措置をとったが、イギリスの科学顧問のトップ(主席科学顧問)のパトリック・ヴァランス(英語版)は、効果が出ている、とした(2020年3月31日)。 COVID-19の流行への対策として中国がおこなったロックダウンについて、公衆衛生当局者らやWHOは感染拡大を抑制する取り組みであるとして賞賛した。 [どこ?][誰?]公衆衛生専門家ら??(誰???)は「このような手段は効果がない[要検証 – ノート][要出典]」と主張したといい、また「非倫理的であり、ソーシャル・ディスタンシングの手段を有効にするために必要な一般大衆からの協力を得るために必要とされる公的信頼[要検証 – ノート]を崩すことになる」との懸念を示した、とも。
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