初代 KJ系とは? わかりやすく解説

初代 KJ系(1983年-1994年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 14:24 UTC 版)

スバル・ドミンゴ」の記事における「初代 KJ系(1983年-1994年)」の解説

1983年同社の軽ワンボックスカーであるサンバートライをベースに、1.0Lエンジン搭載した7人乗りワゴン車として登場。このクラスではトヨタ・ミニエースコーチの生産終了以来8年ぶりとなる3列シート「7人乗り」の復活となった以来ドミンゴはリッターカークラス唯一のワンボックスワゴンとして根強い人気保ち国産乗用車中、新車販売台数占め市場残存率が最も高い車でもあった(富士重工業調べ)。比較廉価な小型車ながら、収容力の高さと狭隘路での機動性勾配への強さ兼ね備えていたため、山間部小規模な旅館ペンション宿泊客送迎車としても重宝された。 エンジンは、同社ジャスティと共通のEF10型(直列3気筒SOHC6バルブ最高出力48PS)をリアオーバーハングに搭載駆動方式RRパートタイム式4WD2種類で、組み合わされトランスミッション5速MTのみ。4WDがあったことから山間部などの需要高かったとされる外観面では、大型バンパー角型4灯式ヘッドランプなどを装備しベース車であるサンバーとの差別化図っている。当時の軽ワンボックスワゴンのエンジンライトバンと共通のものが多いためか乗用車としては非力なものが多く、これに不満を覚えユーザー代替需要それなりにあった。 1986年6月には、サンルーフ車の肩部明かり取り窓を追加した「サンサンウインドゥ」を設定同時にフルタイム4WD追加4WD車のエンジンを1.2Lに拡大し、更に吸排気弁を9バルブ(1気筒当たり3バルブ{吸気2・排気1})に増加させたEF12型に変更最高出力は52PSとなった1991年以降4WD車は全車フルタイム4WDEF12エンジンとなったが、2WD車は最後までEF10エンジンのままであった。なおフルタイム4WDには、日本ではほとんど採用例のないワンウェイクラッチカムクラッチ方式採用している。 ベースとなったサンバー1990年フルモデルチェンジした後も、初代ドミンゴそのまま細部改良繰り返し1994年まで生産継続された。同じエンジンを積むジャスティには後年、2ペダルECVTパワーステアリング追加されたが、これらの装備初代ドミンゴには最後まで設定されなかった。 1994年5月生産終了在庫応分のみの販売となる。 1994年6月2代目入れ替わる形で販売終了

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