初代 F300S型とは? わかりやすく解説

初代 F300S型(1990年 - 2002年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 18:50 UTC 版)

ダイハツ・ロッキー」の記事における「初代 F300S型(1990年 - 2002年)」の解説

本格的なラダーフレームの上に、排気量1,600 ccガソリンエンジン、3ドア・レジントップのボディー載せる。レジントップは取り外しができ、簡単にオープントップとすることも可能である。ガソリン挿入口は右側となっている。 当時数少ないコンパクトサイズのクロカンであったが、1988年昭和63年発売スズキ・エスクード市場先行されたこと、当初からAT車設定無かったこと、ラガー共々最後まで3ドアのみだったこと、クロカンらしさを全面出した武骨地味な外見など災いし販売面は芳しいものではなかった。更にモデル後期1994年平成6年)には、後にダイハツ親会社となるトヨタ自動車から乗用車感覚のクロスオーバーSUV先駆けとなるトヨタ・RAV4登場し国内市場での競争力不足は決定的となったエンジンHD-E型1,600 cc 直列4気筒 SOHCであり、アプローズ搭載されいたものを縦置きした。最高出力105馬力で、ディーゼルエンジン設定はない。 トランスミッション5速フロアMT4速フロアATの2タイプ駆動方式は、トランスファー用いたパートタイム4WDと、ロック機構付きセンターデフを持つフルタイム4WDとの、2タイプがあった。パートタイムトランスファー従来どおりローレンジを備える2速であったが、フルタイムではセンターデフスペース割かれ結果として1速となり、高い駆動力必要だ副変速機装備できない車種見られるエクストラロー(ギア比が1速より低い)の設定もなかった。ロッキーフルタイム4WDは、イージードライブの提供と、リヤアンチスピンブレーキ(ASB)の装備実現するために採用された面が大きい。 当初日本国内では、下からDXSESXの3グレード構成となっており、全グレードパートタイム4WD設定されたが、DXにはフルタイム4WD設定がなかった。 補給部品種類少なくするため、当初樹脂オーバーフェンダー色数絞っていた。そのため、グレーメタリックとブラックメタリックの単色以外の全てのボディーカラーで、下半がグレーメタリックのツートーンとなっていた。 ベルトーネ製造・販売した、フリークライマー2のベースにもなっている。

※この「初代 F300S型(1990年 - 2002年)」の解説は、「ダイハツ・ロッキー」の解説の一部です。
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