初代 EXZ10/15型とは? わかりやすく解説

初代 EXZ10/15型(1997年-2003年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:32 UTC 版)

トヨタ・ラウム」の記事における「初代 EXZ10/15型(1997年-2003年)」の解説

既存スターレット並びにターセル/コルサ/カローラII/サイノス米国名:パセオ)の各種プラットフォーム母体作られた新コンセプト車。この当時トヨタ提唱していた『セダン・イノベーション』の一環として企画され、「乗る、使う、楽しむ」を具体化する「ヒューマン・フレンドリー・コンパクト」が開発テーマとなっている。当時コンパクトカーとしては画期的なロングホイールベース採用したスライドドア採用した2列シートセミトールワゴンで、シンプルなフロント部と、卵型縦長テールランプ特徴的なリア部とによる、やや丸み帯びたシンプルなデザインであった。軽損傷時の修理費用節減を図るため上下2分割バンパー採用スライドドアの窓が固定式はめ殺し)となることも珍しくなかった時代にもかかわらず、この車の後部スライドドアにはパワーウィンドウ採用されている。前席ドアヒンジ取付角度を約7度ずらすことで床側より屋根側がより大きく開口する構造とし、乗降性配慮した内装ではトヨタコンパクトカーとしては初となる、オプティトロンメーター採用しオーディオ類もインパネ上部配置するなどして扱いやすさを向上させている。コラムシフト採用によりセンターコンソール存在しないため、前後左右ウォークスルーが可能。 エンジンは1.5L・5E-FE型を搭載する4WDも同じ型式エンジンを積むが、馬力を落とす代わりに中・低回転域のトルクを向上させ、重量増に対応しているまた、日本車としては初となる、電気式ブレーキアシスト搭載された。 発売当初標準仕様と、標準仕様から一部装備省略簡略化した「Eパッケージ」、標準仕様電動格納式リモコンドアミラー、ワイヤレスドアロックリモートコントロール、オートエアコン&クリーンエアフィルターなどを追加した「Cパッケージ」、「Cパッケージ」の装備加え、カラードルーフレールやカラードアウトサイドドアハンドルなどを追加した「Gパッケージ」の3種類のパッケージ用意されていた。

※この「初代 EXZ10/15型(1997年-2003年)」の解説は、「トヨタ・ラウム」の解説の一部です。
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