初代 EL1/2/3型(1996年-2002年)
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「ホンダ・オルティア」の記事における「初代 EL1/2/3型(1996年-2002年)」の解説
1996年2月21日 4代目シビックのバリエーションであったシビックシャトルの実質的後継車として発表(発売は3月1日)。発売当初は「2.0GX-S(4WD)」「2.0GX(FF/4WD)」「GX(1.8L FF)」の構成であった。 販売店はベルノ店とプリモ店で、ベルノ店は「オルティアV」、プリモ店は「オルティアP」と称し、前者は「フォグランプが丸型、リアコンビランプのウィンカーがアンバー」の設定、後者は「フォグランプが角型、リアコンビランプのウィンカーがクリア」の差異がある。発売当初は月産5,000台をクリアするほど好調な滑り出しであった。 1996年2月29日 フロントフェイスを共用するインテグラSJが発表され、同じく3月1日より販売された。フロントバルクヘッド以後は、半年前に登場した2代目シビックフェリオ(EK型)の物を流用した。 1996年3月14日 姉妹車であるライトバンのパートナー(初代)が発表された(発売は翌3月15日)。 1997年2月13日 マイナーチェンジ。ABSとSRSエアバッグ(運転席・助手席)を標準装備の上、新色を追加した。 また、オルティアVとオルティアPが車名を「オルティア」に一本化。外装などはオルティアVのものを踏襲している。 1998年1月22日 マイナーチェンジ。「2.0GXエアロ」など、エアロパーツを標準装備したスポーティグレードを追加した。 1999年6月17日 マイナーチェンジ。エンジンは出力が150PSに向上した2.0Lに一本化され、車高を15mmさげたスポーティグレードの「Sタイプ」を追加した。フロントグリルをホンダの高級車と同じ五角形タイプに変更し、テールゲートおよびテールランプの形状も変更された。 内装については、EK型シビック後期モデル同様、センターコンソールが2DIN対応とされ、カップホルダーも500mlペットボトルが入れられるように改良された。 2000年9月に行われたシビックのフルモデルチェンジ後も継続生産されてきたが、派生車種であったストリームの登場やステーションワゴン市場の冷え込み、エンジンが環境基準に適合できなくなったことなどを理由に、2002年1月に生産終了後、同年10月 に在庫対応分が完売し、販売を終了した。これにより、2005年4月に、後に2代目パートナーの姉妹車となるエアウェイブが発売されるまで、ホンダのラインナップから5ナンバークラスのステーションワゴンがなくなった。姉妹車の初代パートナーは2006年まで生産・販売された。新車登録台数の累計は9万3830台
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