出生~『ベルガリアード物語』での活躍とは? わかりやすく解説

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出生~『ベルガリアード物語』での活躍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/22 06:52 UTC 版)

エリオンド」の記事における「出生~『ベルガリアード物語』での活躍」の解説

はるか遠い昔宇宙のある場所でひとつの星が爆発した。しかし、その星が本来爆発すべきではない場所で爆発してしまったために、宇宙分裂させるほどの大事故発生してしまった。そのため、宇宙――果ては世界――の運命は『光』と『闇』の2つ別れ、再び1つになる日を永いこと待ち続けていた。 本来『7番目の神』として生まれるはずだったエリオンドは、この宇宙での大事故以来、魂として存在し続けていた。彼が地球肉体得て活動始めたのは、ベルガリオンこの世に生を受けた、まさにその瞬間からである。彼は幼児の姿でひとり、世界様々な人々から寝る場所と食べ物提供してもらいながらあちこち放浪していた。何も喋れないまま、本当の名前すら知らないまま。 そんな彼の運命動き出したのは、邪神トラク側近ゼダー(Zedar)とどこかの街の路地裏出逢った時である。ゼダーは《アルダーの珠》をリヴァ王国Riva)から奪うべく、純粋な心を持った子供探していた。そのときゼダー見つけたのが彼だった。彼はクトル・マーゴスのラク・クタカ近郊断崖にあるクタカの望楼ゼダーと暮らすが、その間2人会話することはめったになかった。彼がゼダー言われていたのは、ただひとつ。 「お前にやってもらいたい使命(=エランド)があるのだ」 彼がゼダーとの生活で覚えた唯一の言葉であり、唯一口から発した言葉――それが『エランドErrand)』だった。 彼が《アルダーの珠》を盗むのに妥当な年齢になると、ゼダーは彼を連れて風の島へ向かった。そして、ゼダー目論通り、彼はリヴァ王の玉座後ろ飾ってあった《リヴァ王の剣》から《珠》を見事に盗んだ』。ゼダーは《珠》を持ったとともに、風の島から南へ向かいトラクの眠る『終わりなき夜の都』クトル・ミシュラクへ向かおうとするが、道中クトル・マーゴスのラク・クトルで、同門にしてライバルクトゥーチク(Ctuchik) に行く手阻まれやむなく彼と《珠》をクトゥーチクのもとへ置くこととなる。 その後、彼はしばらくクトゥーチクのもとで過ごすことになるが、《珠》を奪還すべく旅を急いでいたガリオン(のちのベルガリオン一行現れたことで運命急変するクトゥーチク自滅し崩壊するラク・クトルの神殿から、彼はガリオンの手救助される。そして、リヴァへ戻る道中センダリア鍛冶屋ダーニクDurnik)から『エランド君』と呼ばれたことがきっかけで、みなから『エランド』と呼ばれるうになるガリオンダーニクベルガラスBelgarath)、ポルガラPolgara)といった数多く人々出会うことで、エランド人生大きく開けていく。 やがて一行リヴァ到着すると、エランドガリオンとともにリヴァ王の玉座向かい、《リヴァ王の剣》の柄頭に《珠》を戻した。そして、ガリオンが剣に戻された《珠》に触れた瞬間リヴァベルガリオンBelgarion)が誕生した同時に邪神トラク深い眠りから覚醒し始めたのを知ったベルガリオンが、しばらくしてベルガラスシルクSilk)をともなってクトル・ミシュラクに旅立ったエランドポルガラダーニクたちに護られながら、将来の夫のために武装蜂起したトルネドラ王女セ・ネドラCe'Nedraとともにトラク信奉するアンガラク人国家との戦争巻き込まれることになる。しかし、ポルガラ魔術使いすぎで体力消耗してしまったところへマロリー皇帝ザカーズZakath)が現れポルガラセ・ネドラダーニクとともにクトル・ミシュラクに連行されてしまう。 クトル・ミシュラクでゼダー再会したエランドだったが、喜び嬉しさといった感想はなかったようである。というのもゼダーポルガラとの口論苦渋に満ちた胸のうち語っていたのだ。そして、ポルガラ助けようとしたダーニクゼダー殺されてしまう。 やがて、一足遅れてやってきたベルガラスによってゼダーは死よりも耐えがたい苦痛を味わうはめになり、ベルガリオンは《光の子》として《闇の子トラクを倒す。やがて、息子たちとともに死んだトラク迎えに来たウルに、エランドダーニク生き返らせるよう頼む。「父上使命エランド)」と。7人の神の力ベルガリオンの力、それに《珠》とエランドの力によってダーニク生き返ったのだった

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