全日本選手権2連覇
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2017-2018シーズンを前に、2017年6月1日にトヨタ自動車 に従業員アスリートとして入社した。ショートに『四季 協奏曲第4番 「冬」』、フリーは2季ぶりに『トゥーランドット』を使用することを自身の公式サイトで発表した。初戦のベルガモで開催されるロンバルディア杯に出場。ショート・フリー・トータルスコアの全てで自己ベストを更新。フリーでは実戦で初めて4回転サルコーを成功させるなど5度の4回転ジャンプを全て着氷し、2連覇を達成した。 グランプリシリーズ初戦のスケートカナダで優勝。フランス杯ではインフルエンザの発症によって休養を余儀なくされ体調不良の中、2位となる。昨季のプランタン杯から5戦続いていた300点超えは5大会連続で途絶えたが、12月の地元・名古屋市で開催されるグランプリファイナルの出場を決めた。 グランプリファイナルのショートは3回転アクセルを転倒しながら100点越えで2位(101.51点)。フリーでは今季初戦のロンバルディア杯で成功させた4回転サルコーを2大会ぶりに投入して成功させたものの、冒頭の4回転ループと後半の4回転トーループを失敗。SP1位だったネイサン・チェンにも多くのミスがあり、FS1位(184.50点)となったが、総合では0.5点の僅差で2位。グランプリファイナル3季連続となる表彰台で自身の最高位。演技中には気付けなかったが、規定の範囲内であと1回ジャンプすることによりチェンの得点を上回ることは可能だった。全日本選手権では2連覇を達成し、オリンピック代表に初選出された。 四大陸選手権ではこのシーズン苦しむ4回転トーループを修正し、フリー後半で2本決め、オリンピック前最後の実戦で2位となった。
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