全国の長距離自然歩道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 14:00 UTC 版)
「長距離自然歩道」の記事における「全国の長距離自然歩道」の解説
四季を通じて手軽に、楽しく、安全に自らの足で歩くことを通じて、豊かな自然や歴史・文化とふれあい、心身ともにリフレッシュし、自然保護に対する理解を深めることを目的とした歩道として、1970年(昭和45年)の東海自然歩道の整備に始まり、順次整備が進められている。計画総延長距離は約27000キロメートルである。 東海自然歩道(1697キロメートル) 九州自然歩道(愛称「やまびこさん」、2932キロメートル) 中国自然歩道(2295キロメートル) 四国自然歩道(愛称「四国のみち」、1637キロメートル) 首都圏自然歩道(愛称「関東ふれあいの道」、1800キロメートル) 東北自然歩道(愛称「新・奥の細道」、4374キロメートル)福島県白河市の旗宿(はたじゅく)を起点に、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県を巡り、福島県郡山市を終点とする長距離自然歩道。1本の道がつながっているわけではなく、1日で歩ける程の距離を持つ自然歩道が229コースあり、コース間はバスなどの公共交通機関でつないで東北地方を1周する。愛称の「新・奥の細道」は、江戸時代の俳人松尾芭蕉が東北地方を旅したように、東北の美しい自然や歴史、文化に触れ、人間性を取り戻すとともに健全な心身を育成し、自然保護に対する意識を高めてもらおうという目的で整備されたことが由来する。実際に、芭蕉が歩いた道も一部のコースに存在する。 中部北陸自然歩道(4085キロメートル) 近畿自然歩道(3296キロメートル) 北海道自然歩道(4600キロメートル) 東北太平洋岸自然歩道(愛称「みちのく潮風トレイル」、1,000キロメートル)
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