ひかりこうかせい‐じゅし〔ひかりカウクワセイ‐〕【光硬化性樹脂】
光硬化樹脂
別名:光硬化性樹脂,光硬化型樹脂,フォトポリマー
【英】Photopolymer
光硬化樹脂とは、紫外線をはじめとする特定の波長の光に反応して硬化する性質を持った樹脂の総称である。
光硬化樹脂に光を照射すると、重合(光重合反応)により分子が結合し、硬化する。短時間で硬化できる作用を起こす光の波長は光硬化樹脂によって異なるが、紫外線が用いられる場合が多い。樹脂が短時間で硬化するという特徴があり、シールから立体造形まで幅広い用途に利用されている。
先端技術: | パーソナル3Dプリンタ ペンタコプター ヘキサコプター 光硬化樹脂 光造形法 フレキシブルエレクトロニクス プレゼンスセンシングシステム |
光硬化ポリマー
英訳・(英)同義/類義語:light hardening polymer
光のエネルギーで重合反応を起こし、液状から固体に変化する樹脂の総称。歯科材料や接着剤など広く利用される。
化合物名や化合物に関係する事項: | 元素 光合成色素 光学異性体 光硬化ポリマー 免疫調節剤 全trans-レチナール 全trans-レチノイン酸 |
光硬化樹脂
(光硬化性樹脂 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/14 18:27 UTC 版)
光硬化性樹脂(UVレジン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 08:36 UTC 版)
「アクリル樹脂」の記事における「光硬化性樹脂(UVレジン)」の解説
一部のアクリル樹脂には、紫外線で硬化する光硬化性樹脂・UVレジンと呼ばれるタイプのものが存在する。紫外線で硬化するその性質を利用して、歯科やホビー(アクセサリーや模型他)等の分野で、造形剤としても利用されている。 一般的にレジンと呼ばれるものは、完全に固まると剛性を持つが靭性や弾性に欠ける場合(ハードタイプ)が多いが、中には完全硬化後も強い靭性や弾性をもつものがある。光硬化性樹脂でも、このような物性を持つタイプ(ソフトタイプ)が存在する。 工業用及び一般発売の各種の3Dプリンターでも、これを用いたタイプがある。この場合は、液状の造形剤内に成形した素材が沈む形での出力となる。
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