像の損壊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 15:47 UTC 版)
人魚姫の像はヴァンダリズム的な損壊行為の対象となり、幾度も損傷を受け、そのたびに修復されている。特に断らない限りを出典とする。 1961年、髪の部分を赤く塗られ、ブラジャーとパンツを描かれた。 1963年、全身を赤く塗られる。 1964年4月24日、芸術家のJørgen Nash(ヨルゲン・ナッシュ)らにより、頭部が挽き切られ持ち去られた。取り戻すことは出来ず、新たに制作された頭部が設置された。 1973年、頭から赤いペンキをかけられる。 1976年、全身を赤く塗られる。 1984年7月22日、右腕が切断され、その2日後に破壊行為を後悔した2人の若者から腕が返却された。 1990年、首に18センチメートルの深さの切れ込みが入れられ、頭部が切断されかけた 1998年1月6日、頭部が失われる。約1ヶ月後の2月4日、切断された頭部を持った覆面男が突然地元テレビ局に現れる 2003年9月11日、ダイナマイトと思われる爆発物で像の台座にあたる岩石が爆破された。像の胴体は海に投げ出され、修復には1か月半を要した。 2004年12月16日、黒いブルカがかぶせられ、そのブルカにはデンマーク語で「EUにトルコ?」と書かれた襷が掛けられていた。同日にトルコのEU加盟問題を話し合うEU首脳会議がブリュッセルで始まった 2006年3月8日、手にディルドーを付けられ、緑色のペンキが全身にかけられて「3月8日」と書かれる。当日は国際女性デーである。 2007年3月3日、全身をピンクで塗られる 2007年5月、全身を赤く塗られる。 2007年5月20日、全身を覆う黒いイスラム装束がかけられ、頭部にスカーフが巻かれた。 2017年5月30日、全身を赤いスプレー塗料で塗られる。像の近くに「フェロー諸島の鯨を守れ」という文字が書かれた。 2017年6月14日、左側に青と白の塗料をかけられた。 2020年1月13日の報道によると、台座の岩石に「FREE HONG KONG」と落書きされているのが見つかった。 2020年7月、台座部分に「RACIST FISH」と落書き。
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