像および記念碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/18 17:49 UTC 版)
「ボストン・パブリック・ガーデン」の記事における「像および記念碑」の解説
園内にはジョージ・ワシントン像をはじめとした数多くの銅像が建っている。 1869年、アーリントン通り門にトーマス・ボール作ジョージ・ワシントン騎馬像が設置された。像はコモンウェルス・アヴェニュー側に向いている。 騎馬像のすぐ北にメアリー・ムーア作の噴水「スモール・チャイルド・ファウンテン」がある。 エーテルが麻酔として初めて使用されたことを記念したジョン・クインジー・アダムズ・ウォード作「グッド・サマリタン」がある。 1924年、「グッド・サマリタン」のすぐ北にボストンのフィランソロピストであるジョージ・ロバート・ホワイトを記念したダニエル・チェスター・フレンチ作「エンジェル・オブ・ザ・ウォーターズ」が製作された。 1927年、ガーデン初の像としてガーデン東側にアナ・コールマン・ラド作の噴水「トリトン・ベイビーズ・ファウンテン」が設置された。像の子供たちは男女と誤解されることもあるが、作者の娘2人をモデルにしている。 ガーデン西側にある噴水の中にロシアからの移民であるBashka Paeff 作「ボーイ・アンド・バード」がある。作者がMBTAパーク・ストリート駅で改札係として働きながら製作した。 噴水の中にラドヤード・キップリング作『ジャングル・ブック』のパンサーをモデルにしたリリアン・サーリネン作のダイナミックな像「バギーラ」がある。 池とチャールズ&ビーコン通り門の間にロバート・マックロスキーの児童文学『カモさんおとおり(英語版)』のカモの家族の銅像がある。 1869年、チャールズ通り東門にベラ・プラット作エドワード・イヴレット・ヘイル像が設置された。 南の歩道沿いに演説家で奴隷制度廃止論者ウェンデル・フィリップス像がある。 南の歩道に南北戦争の第9マサチューセッツ志願歩兵連隊司令官トーマス・キャス大佐像がある。 キャスの隣にトーマス・ボール作の南北戦争時代のマサチューセッツ選出アメリカ合衆国上院議員チャールズ・サムナー像がある。 またこの歩道にはアメリカ合衆国の独立に際し大佐として戦ったポーランド国民タデウシュ・コシチュシュコ像がある。 1867年、池にウィリアム・G・プレストン設計の橋が架けられた。世界最短の吊り橋であったが、1921年に桁橋に変更された。ただし当初の吊り橋のような装飾となっている。 2004年7月、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で亡くなったマサチューセッツ州出身の206名に捧げる記念碑がガーデン内のアーリントン・ストリートとニューバリー・ストリートの交差点側に設置された。
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