偉大なる、しゅららぼん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 07:34 UTC 版)
『偉大なる、しゅららぼん』(いだいなる しゅららぼん、英題:The Great Shu Ra Ra Boom[1]) は、日本の作家・万城目学の小説。『小説すばる』2010年5月号から2011年4月号まで連載され、同年4月に刊行された。パワースポットである滋賀県の琵琶湖を舞台に、「湖の民」としての力を持った一族同士の対決の末、未曾有の災害に立ち向かう物語。作者はこの作品で「上手くなると、どうしても乱暴な側面がどんどん消えていってしまい、それが何となくよくない」と考え、デビュー時の作風に立ち返り、「文章にしても構成にしてもちょっと荒っぽく、そんなにきちきち決めずにやってみよう」という思いで書かれた作品となっている[2]。
- ^ a b 2013年12月刊行の英訳版のタイトルはThe Great Shu Ra Ra Boom 。ただし、日本語版の表紙では英題はThe Great ShuRaRa-Bon となっている。
- ^ “「偉大なる、しゅららぼん」万城目学 インタビュー”. 集英社. 2016年5月12日閲覧。
- ^ a b “「偉大なる、しゅららぼん」映画化!濱田岳&岡田将生ダブル主演”. 映画.com (2013年3月29日). 2013年4月22日閲覧。
- ^ The Great Shu Ra Ra Boom by Makime Manabu:: Reader Store
- ^ “滋賀が舞台の万城目学「偉大なる、しゅららぼん」マンガ化”. コミックナタリー (2012年3月11日). 2013年5月5日閲覧。
- ^ 偉大なる、しゅららぼん/1||ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
- ^ 偉大なる、しゅららぼん/2||ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
- ^ 偉大なる、しゅららぼん/3||ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
- ^ 偉大なる、しゅららぼん/4||ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
- ^ 生田有紀 (2013年4月5日). “映画「偉大なる、しゅららぼん」クランクイン 竹生島が舞台”. 中日新聞. オリジナルの2013年5月2日時点におけるアーカイブ。 2013年4月22日閲覧。
- ^ a b “「偉大なる、しゅららぼん」撮入 赤い学ラン姿の濱田&岡田、ひこにゃんと対面”. 映画.com (2013年4月6日). 2013年4月22日閲覧。
- ^ “ひこにゃんも応援「偉大なる、しゅららぼん」クランクイン 琵琶湖など舞台に”. msn産経ニュースwest. msn. pp. 1-2 (2013年4月5日). 2013年5月15日閲覧。
- ^ 壬生智裕 (2014年3月11日). “『ドラえもん』が初登場1位!新シリーズ最高記録狙う大ヒットスタート!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 2014年3月18日閲覧。
- ^ a b 島村幸恵 (2013年3月29日). “万城目学最新作、岡田将生&濱田岳で映画化決定!”. シネマトゥデイ. 2013年4月22日閲覧。
- ^ 長浜市内の商店街で撮影されたシーンにカメオ出演。作品の舞台および、万城目の出身地である関西地方で絶大な人気を誇る長寿番組『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオの生ワイド番組)にちなんで、「ありがとう」という台詞を述べている。公開直前の2014年3月3日には、事前収録による濱田・岡田・深田へのインタビューを同番組で放送した。
- ^ インターネットライブ配信「前地とメーデルの夜間窓口」 2020年3月5日の配信にて本人が出演した旨述べた。
- 1 偉大なる、しゅららぼんとは
- 2 偉大なる、しゅららぼんの概要
- 3 用語解説
- 4 映画版
- 5 関連項目
Weblioに収録されているすべての辞書から偉大なる、しゅららぼんを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から偉大なる、しゅららぼん を検索
- 偉大なる、しゅららぼんのページへのリンク