倭色論議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 10:20 UTC 版)
主に、芸能人らが「日本」のもしくは「日本風」のファッションをしたり、役を演じたりした時に、韓国のネチズン達が捲き起こす反日バッシング。 BIGBANGのメンバーT.O.Pが両胸に日章旗が描かれたスカジャンを着ていたことがあり、それを見つけたネチズンが猛バッシング。結局、事務所は、T.O.Pは日章旗の意味を知らなかったという事にして、公式謝罪をした。 2009年公開の日本映画『GOEMON(ゴエモン)』に出演したチェ・ホンマンは、豊臣秀吉の護衛家臣である我王役を演じたことでバッシングされる。 2009年公開の映画『ラスト・ブラッド』の主演のチョン・ジヒョンは、セーラー服に日本刀を持つという“日本人風”(決して日本人とは言わず、アジアの一少女だと弁解した)の「サヤ」役を演じ、ネチズン達からバッシングされ、韓国国内での興行成績も振るわなかった。 女性アイドルグループ「少女時代」の第2集のミニアルバムのジャケットに、日本の零戦が描かれていると話題になり、所属事務所側は「ミリタリールックのコンセプトなだけで他意はない」と釈明するもネチズン達の抗議により、ジャケットからその部分を削除・修正して発売することになり、発売日が2009年6月25日から2009年6月29日へ延期された。 2009年6月10日、韓国のソウルで開かれた『トランスフォーマー/リベンジ』の試写会において、マイケル・ベイ監督が「トランスフォーマーのなかに、他人のために自己を犠牲にする英雄主義である日本の侍精神を込めた」と発言し、韓国人から倭色と非難を浴びた。
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