個人に対する表彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 15:37 UTC 版)
推理小説の発展に寄与した個人に与えられる賞としては、光文文化財団が主催する日本ミステリー文学大賞(1998年 - )があり、毎年1名を選んで賞を授与している。存命の作家・評論家に贈られるのが普通だが、作家の死去後に特別に賞が贈られたこともある。また、年間最優秀作品を表彰する上述の本格ミステリ大賞(本格ミステリ作家クラブ主催、2001年 - )でも、推理小説の発展に貢献した個人に対して特別賞が贈られることがあり、今までに推理作家の鮎川哲也、講談社の編集者宇山日出臣、東京創元社の編集者戸川安宣、日本・台湾で編集者・評論家として活動する島崎博の4名に贈られている。 また、現在は長編の公募新人賞になっている江戸川乱歩賞も、初めは、その年に推理小説に関して業績をあげた人に対して、過去の実績も考慮して贈呈する賞として始まった。第1回(1955年)は当時雑誌『宝石』に連載中だった「探偵小説辞典」が評価され、推理小説評論・研究家の中島河太郎が受賞し、第2回(1956年)は個人ではなく「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」(1953年 - )の出版という業績に対して、出版社である早川書房が受賞している。第3回以降、現在のような長編の公募新人賞となった。 推理小説の発展に寄与した個人に贈られる賞 日本ミステリー文学大賞(例年10月に発表、翌年3月に贈呈式。選評は『小説宝石』12月号に掲載) 本格ミステリ大賞(特別賞として、過去に4名が受賞) 江戸川乱歩賞(第1回と第2回(1955年・1956年)のみ)
※この「個人に対する表彰」の解説は、「推理小説の賞」の解説の一部です。
「個人に対する表彰」を含む「推理小説の賞」の記事については、「推理小説の賞」の概要を参照ください。
個人に対する表彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/24 02:48 UTC 版)
SF小説の発展に寄与した個人に与えられる賞として単独の賞は存在しないが、年間最優秀作品を表彰する上述の日本SF大賞には「功績大である死去者」(SF作家に限らない)に対して特別賞、特別功労賞が贈られることがあり、毎年ではないが今までに手塚治虫、石原藤夫、黒丸尚、星新一、光瀬龍、矢野徹、野田昌宏、柴野拓美、浅倉久志、小松左京に贈られている。 SF小説の発展に寄与した個人に贈られる賞 日本SF大賞(3月に発表、4月に授賞式)
※この「個人に対する表彰」の解説は、「SFの賞一覧」の解説の一部です。
「個人に対する表彰」を含む「SFの賞一覧」の記事については、「SFの賞一覧」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から個人に対する表彰を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 個人に対する表彰のページへのリンク