個人による辞書・事典サイトの作成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:58 UTC 版)
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インターネット黎明期より、個人が中心となってまとめた各種の用語を解説したページが現れはじめた。こうしたものの内、非常に古い例として、1975年にスタンフォード大学のRaphael Finkelが作成したハッカー達の俗語をまとめたジャーゴン・ファイルがある。また一定の規模や知名度を持ったものとしては、1985年にスタートしたコンピューター用語について簡単に解説した Denis Howe による FOLDOC、1995年にスタートした Eric W. Weisstein による「エリックの数学の宝庫」などがある。「エリックの数学の宝庫」は、作者がウルフラム・リサーチに入社した後に MathWorld と名前を変え、その後は企業サイトの一部として運営されている。 2000年代に入ってからは、事典系サイトの構築を助ける MediaWiki のような様々な無料のウィキソフトウェアが多数あらわれる。また、レンタルウィキのような無料でウィキサイトをレンタルできるサービスが多数登場する。これにより誰でも事典的なサイトを簡易に作成できるようになり、個人的なまとめサイトのようなものから、小人数で作成する辞書・事典的なサイト、またはある程度の人数で運営するプロジェクトまで、様々なタイプのサイトが多く作成されるようになった。
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