便益

デジタル大辞泉

べん‐えき【便益】

読み方：べんえき

便宜と利益。都合がよく利益のあること。「土地利用の—を与える」

OR事典

便益

読み方：べんえき
【英】：benefit

個人, 集団の幸福/福祉につながる利益のこと. 1次便益とは, プロジェクトから産出される財とサービスの価値のことである. 2次便益とは, これらのプロジェクトがある場合の生産要素の純所得から, ない場合の純所得を引いたものである. 灌漑の例では1次便益は, 農民により生産された小麦の価値,2次便益はこのプロジェクトから生ずるドライクリーニング業者等様々な生産者の得た所得の増加である.

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便益

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/21 10:03 UTC 版)

「効用」の記事における「便益」の解説

便益（英: benefits）は効用の金銭的表現である。すなわち消費者が財を消費して得られる主観的な満足を金銭換算して表現した値である。しばしば支払意志額をもって表現される。 費用便益分析では効用と費用を定量比較するために、効用を便益で表現（=貨幣表現）したうえで費用との比較をおこなう。

便益

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/05 07:27 UTC 版)

「シングルサインオン」の記事における「便益」の解説

ユーザが、あるコンピュータにログインした後、グループウェア等のアプリケーションを利用する場合、再度ログインし、他のサーバ上のアプリケーションを使用する際にはまたログインするといった状況では、複数のIDとパスワードを管理しなければならない。シングルサインオンを導入すれば、ユーザはひと組のIDとパスワードを覚えればすべての機能を使用することができる。 また、システム管理者やアプリケーションの開発者は、パスワードなどのユーザ認証用情報の管理を一元化することによって、複数のユーザ認証用情報を管理したりアプリケーションごとにユーザ認証機能を開発したりする負担から解放される。

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「便益」の例文・使い方・用例・文例

• ロンドンは既にオリンピックの便益を享受している。
• 再開発によって地域に便益が生ずる。
• 世の便益を図る
• 優良活動への課税を減らすという立法措置によって与えられる便益
• 社会資本という,社会的に広く便益を与える資本施設
• 公共企業体による多数者の便益のための活動によって少数者が受ける公害
• 通貨に代わって,サービス・便益・希少商品などで支払う国際貿易