便益マイナス料金テスト(純便益テスト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 23:19 UTC 版)
「内部補助」の記事における「便益マイナス料金テスト(純便益テスト)」の解説
増分費用テストおよび単独採算費用テストでは、消費者の便益が無視されていると考えたゼイジャックが、便益を考慮して判定する方法として提案したものである。当該事業体における任意の財について、複合生産における便益から費用(料金)を差し引いた値(純便益)が、その財を単独で生産した場合の純便益を上回り、かつ0以上であるとき、内部補助を行っていないと判定する。すなわち、単独で生産するよりも複合して生産した方が消費者の便益が大きくなれば、内部補助ではないとする。
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