低俗の限界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:12 UTC 版)
前半はスタジオに数名のヌードモデルが立っていたり、横たわっていたりする中でトークを繰り広げ、後半は上岡と紳助の2人がソファーに腰掛けて真面目なトークを展開する企画。2人の頭を挟むように全裸の女性が座っていて、ちょうど2人の頭が女性の股間を隠すような位置に来るように設定されており、不用意に頭を動かすと女性の局部が露出してしまうことから、2人が頭を動かさないようにしながら様々な行動を取る様子が奇妙な笑いを生んだ。 また、CM前には有名クイズ・ゲーム番組を下ネタにアレンジしたパロディ企画が放送された。ちなみに、この企画が初めて放送された回に、EXテレビ史上最高となる、平均12%、瞬間最高で16%の視聴率を叩き出した。 この企画が放送された背景には、木曜日初回の放送で上岡龍太郎が1時間丸々一人喋りをした放送回を見たある視聴者から「男が一人で何をごちゃごちゃ喋っとんねん、早くハダカを見せろ、ハダカを」という苦情電話があったことによる。この苦情電話を知った上岡と紳助が「女性の裸は視聴者からのニーズがある」と捉え、一度思い切りやってみようという話になり、アダルトビデオメーカーの宇宙企画の協力の下で実現したものである。しかし当企画初回の放送時に300本を超える苦情電話が殺到する事態となった。また日本民間放送連盟による性表現 (11章) に「全裸は原則として取り扱わない。肉体の一部を表現する時は、下品・卑わいの感を与えないように特に注意する。」といった放送基準が定められており、この回の放送内容が該当するため、合計2回の放送にとどまった。 2回目の放送にはルポライターの竹中労がゲスト出演、硬派なトークを上岡と紳助と繰り広げたがこの時も3人の頭を挟むように全裸の女性が座っていた。また、この回がそれまでの生放送では対応できないとのことからVTR収録となった。 ※放送時に寄せられた苦情は下記の通り(一部)「こんなものを見たい奴はビデオ(AV)を見ればいい。テレビで放送するな!」 男・女1件ずつ 「やっぱりこんな紳助が好き!このコーナーをレギュラー化してください!」男それぞれ1件 「大根にツバをつけてどうするんじゃ!何が表現の自由じゃ」男1件 「上岡さんの後ろに座っていたAV女優の連絡先を教えてください」男3件 「上岡は常日頃、偉そうなゴタクを並べとるが何だそのざまは!東京にはもう絶対来るな」男1件
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