伝統楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 16:44 UTC 版)
最も馴染みのある伝統楽器は弦楽器である。それらの一つがドンブラであり、カザフスタンの楽器において最も古く人気のある楽器である。遊牧民は2000年以上前から二弦楽器に似た楽器を使用していたと主張するものもいる。ドンブラは5度音程の二弦を使用するリュートに似た楽器である。 その他演奏で重要な役割を果たす楽器にはコブズ(英語版) (Qobyz) があり、これは本体部分が木彫りで作られている馬頭琴に似た楽器であり、共鳴部には動物の皮、弦と弓には馬の髪を用いている。コブズは中世はるか以前に伝説的なシャーマンQorqytによって考案されたとされている。ジェティゲン(英語版) (ZhetigenもしくはJetigen、7つの弦) はシターンに似た楽器と考えられており、中国にも似たような楽器がある。弦は長さの違う二つの部分に分かれており、支柱は移動可能であり、動物の骨を使用して作られている。 個々の楽器については以下の項目を参照のこと。 ドンブラ コブズ 口琴
※この「伝統楽器」の解説は、「カザフスタンの音楽」の解説の一部です。
「伝統楽器」を含む「カザフスタンの音楽」の記事については、「カザフスタンの音楽」の概要を参照ください。
「伝統楽器」の例文・使い方・用例・文例
- 伝統楽器のページへのリンク