会社・サービスの沿革
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企業としてのFONは2005年11月にスペインで設立されたベンチャー企業である。創業者はマーティン・バーサフスキー(Martin Varsavsky)。日本ではフォン・ジャパン株式会社が2006年8月に設立され2006年12月4日よりサービスを開始している。 2005年11月 - スペインで設立。 2006年2月 - Index Ventures、Sequoia Capital、Google、Skypeなどが合計で1,800万ユーロ(約25億7,000万円)を出資し話題になる。 8月10日 - 日本法人「フォン・ジャパン」設立。 12月4日 - 日本での運用を本格的に開始、専用ルータ「ラ・フォネラ」を販売開始する。 2007年3月29日 - Googleに加え、伊藤忠商事やエキサイトなど日本企業より新たに1,000万ユーロの出資を受ける。 3月30日 - 日本国内のアクセスポイント数が1万を超える。 12月1日 - 日本国内のアクセスポイント数が24,654、ユーザー数が43,902人となる。 2008年2月4日 - 株式会社ライブドアとの提携を発表した。この提携によりlivedoor Wirelessの無線LANスポットが使えるようになった(東京都23区の屋外エリアを中心に約2,200箇所のアクセスポイントを所有)。 5月6日現在 - 日本国内のアクセスポイント数は約3万9000、会員数が約7万1000。 8月11日現在 - 日本国内のアクセスポイント数は44,482、会員数が83,822。 2009年6月現在 - 日本国内のアクセスポイント数は約6万5000、会員数が約13万人。世界のアクセスポイントは約388,000。 10月20日現在 - 日本国内のアクセスポイント数は7万3502、会員数が15万7333人。世界のアクセスポイントは43万2754、会員数170万1193人。 2010年2月 - ソフトバンクモバイルよりiPhone購入時の条件に含まれるパケット定額プランとソフトバンクWi-Fiスポット(i)の契約者にFON2305E、FON2405Eを無料配布開始。 3月 - ソフトバンクモバイルが全国全てのソフトバンクショップにFONアクセスポイント設置を発表。 2011年2月 - ソフトバンクモバイルが、ソフトバンクWi-Fiスポット(SSID:FON)からLinusを排除することを決定。ソフトバンクモバイル製以外の端末ではソフトバンクWi-Fiスポットを利用できなくなった。ソフトバンクモバイルは公式ツイッターアカウントにて、「"FON"は、ソフトバンクモバイル独自の公衆無線LANサービスのSSIDであり、FONJAPANのWi-Fi網とは別物である」との見解を表明。これは「偽FON」と呼ばれている。livedoor Wirelessとの提携終了。 2012年11月 - ソフトバンクモバイル、SSID:FONを廃止し「0001softbank」「0002softbank」の2つに集約。「偽FON」問題が解決する。 2014年10月 - ソフトバンクモバイル配布の FON ルータのファームウェアが自動でバージョンアップされ、0001softbank および SWS1day などの SSID を発信し、有料のサービスを提供する改変が行われた。 2015年3月19日 - ワイヤレスゲートとフォン・ジャパンが協力し、Fonera miniをヨドバシカメラで販売することが決定した。 2020年2月1日 - フォン・ジャパンはコミュニティーWiFiのサービスを終了した。
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