伊勢貞興
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伊勢 貞興(いせ さだおき)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。室町幕府幕臣、のち明智光秀の家臣。幼名は熊千代。通称は与三郎。伊勢守。祖父は伊勢貞孝。父は伊勢貞良。兄弟に貞為、阿古御局(異説あり)。
注釈
- ^ 木下昌規は元亀2年の織田信長書状の内容などから、伊勢貞興は足利義昭から政所執事に任命され、貞興の成人までの間は織田信長がその職務を代行する予定であったが、義昭の没落によって話が立ち消えたとみる。
出典
- ^ 永禄11年2月18日付幕府供参衆参勤触廻文案(『大日本古文書』蜷川家文書811号)
- ^ 木下昌規「永禄の政変後の足利義栄と将軍直臣団」(初出:天野忠幸 他編『論文集二 戦国・織豊期の西国社会』日本史史料研究会、2012年/所収:木下『戦国期足利将軍家の権力構造』岩田書院、2014年 ISBN 978-4-87294-875-2)
- ^ 元亀2年11月1日付織田信長書状(「本法寺文書」)
- ^ a b 木下昌規「京都支配から見る足利義昭期室町幕府と織田権力」『戦国期足利将軍家の権力構造』岩田書店、2014年 ISBN 978-4-87294-875-2 (原論文:2010年・2012年)
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