他社との競争激化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 01:11 UTC 版)
「エンドーチェーン」の記事における「他社との競争激化」の解説
しかしエンドーチェーン全体としては、仙台市中心部では1975年に仙台店を開業したダイエーやジャスコなど他県資本の大手チェーン、仙台市郊外では藤崎スーパーマーケット、トーコーチェーン、岡崎スーパーマーケット(後のオカザキスーパー。2018年に自己破産し営業終了)などの地元資本のチェーンとの競争が激化し、徐々に体力を消耗していった。 さらに仙台市以外の宮城県内や岩手県・福島県でも、イトーヨーカ堂グループ(イトーヨーカドー、ヨークベニマル)、ニチイなどの他県資本や、ジョイスやベルグループなどの地元資本のスーパーなどが駐車場を備えた店舗を展開していくと、駅前立地で駐車場が少ないエンドーチェーンの店舗は対抗しきれず客足が減少した。そのため1986年頃から、商業界を中心にエンドーチェーンの経営を不安視する声が聞こえはじめた。 1989年4月、エンドーチェーンは3ヵ年計画で、不振店を全面的に業態転換するか、または増床・改装する方針を固め、当時の総店舗47店のうち不振店16店を3年かけてテコ入れする決定を下した。また同年5月には取引行であった日本債券信用銀行からの最終答申を受け、社長をトップとする総合経営企画委員会を設け、1年程度をかけて経営上の諸課題を洗い出し、改善処置を執る体制を敷いた。
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