他の宮城教育大学附属校との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 04:42 UTC 版)
「宮城教育大学附属小学校」の記事における「他の宮城教育大学附属校との関わり」の解説
幼稚園、小学校、中学校が同一敷地内にあるが、各校の交流は殆ど行われていない。夏と秋の年に2度の避難訓練のうち秋の避難訓練を3校合同で行ったり、中学校の保育の実習を幼稚園で行う。その他にも、附属中学校から合唱の発表会がある。また教育大学附属校のため、公開研究会などが行われるが、その際は各学校間でパイプ椅子の貸し借りが行われる。小学校は明治7年創立である。校歌も厳かな歌詞であり、比較的厳格な教育が行われている。一方の中学校は、新制中学校として戦後に創立されたためか、校歌も朗らかなメロディであり、比較的自由な校風となっている。 校舎の北西部には仙台市立上杉山中学校があり、附属中学校を挟んで西隣には東北大学農学部、附属幼稚園を挟んで東隣には宮城県立視覚支援学校、宮城県視覚障害者情報センターがあり、本校がある地域は複数の文教施設が密集する文教地区である。近隣にある上杉山通小学校は歴史も古く、仙台市内の両家の子女や著名文化人、スポーツ選手の子弟が通学するなど附属小学校と並んで「仙台の名門小学校の双璧」と称され、また附属小学校生の多くが進学する附属中学校と上杉山通小学校の卒業生が進学する上杉山中学校は、共に市内有数の進学実績を誇り、その上治安も良好という、似通った性格を持っているためか、附属四校園が所在する上杉地区は、近年では教育熱心な家庭が子供の小学校入学を機会に、上杉地区は仙台市内から挙って転居する名門文教地区となっている。 こういった家庭をターゲットにした、近年の上杉地区における財閥系マンションディベロッパーのマンション新築ラッシュが続いた。宮城県庁、宮城県警、仙台市役所を近隣学区に持ち街の都心部にあるにもかかわらず、仙台市内一の小中学生の居住割合の多さを誇るのは、こういった背景からくるものであると思われる。その為か附属校園付近は複数の学習塾が林立している。
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