京阪特急運転開始
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1950年(昭和25年)7月1日:この日のダイヤ改正で1000型・1100型運用による、京橋駅 - 七条駅間ノンストップ運転で四条駅にも停車する、本線単体としては初の特急列車が設定され、9月1日より朝下り・夕方上りの2往復を運転開始。特急料金を不要としたのは、将来を睨みつつ京阪間において1時間あたり3往復以上の高頻度運転を行い、かつ急行・普通とを組み合わせて効率よいダイヤを組むことを計画していたためである。太平洋戦争時の大阪大空襲の影響により当時、京阪間の移動需要が急増していた。このため、まずは通勤特急の形態で、予定よりも前倒しして特急を運転開始する。 1951年(昭和26年):運転時間の日中への拡大(日中は1時間毎)にあたり、マンダリンオレンジとカーマインレッドのツートンカラー「京阪特急色」をまとった、京阪初の特急専用車である1700系が登場。 1952年(昭和27年)特急の増発(日中30分毎、他の時間帯は20分毎)に伴い、1700系の増結用として1300系3両を特急運用に投入、塗装を京阪特急色に変更(座席はロングシートのまま)。 7月17日より公募で選ばれたデザインをベースとする特急のヘッドマーク(鳩マーク)が従来の円形のものに代わって使用される。
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