京阪本線萱島駅におけるパンタグラフ破損事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「京阪本線萱島駅におけるパンタグラフ破損事故」の解説
2018年(平成30年)7月30日8時頃(車両障害) 大阪府寝屋川市の京阪本線萱島駅で、停車中の列車(1000系7両編成)のパンタグラフが変形しているのが見つかった。送電を停止して、破損したパンタグラフをロープで固定し、送電再開後に守口市駅まで回送して折り返して寝屋川車庫に回送中に、西三荘駅 - 門真市駅間で破損したパンタグラフと架線が接近してショートし、今度は守口市駅 - 大和田駅間に停電が発生した。これにより、この区間を走行していた3本の列車が駅間で停止した。このトラブルで、3本の列車は停電したためエアコンも停止し、車内にいた乗客22人が体調不良などを訴えた。この影響で、京阪本線・鴨東線・中之島線が約4時間にわたり運転を見合わせた。京阪電気鉄道が原因を調べたところ、この年の夏の連日にわたる記録的猛暑の影響で架線が延びてたるみ、パンタグラフが過剰に上昇して金具に接触したためと見られる。
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