京都大学楽友会館(京都府)
京都大学楽友会館
名称: | 京都大学楽友会館 |
ふりがな: | きょうとだいがくがくゆうかいかん |
登録番号: | 26 - 0016 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 鉄筋コンクリート造2階建,瓦葺,建築面積715㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正14 |
代表都道府県: | 京都府 |
所在地: | 京都府京都市左京区吉田近衛町 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 日本近代建築総覧京都大学工学部建築学教室建築史研究室編「京都大学建築八十年のあゆみ-京都大学歴史的建造物調査報告-」 |
施工者: | |
解説文: | 京大創立25周年記念の同窓会館。分離派建築会の森田慶一が設計にあたる。スパニッシュ・ミッションを基調としながら,Y字型の柱に支えられた円みをもつポーチ屋根が破調を与える。森谷延雄による家具とともに内部空間も大正建築の特徴をよく伝える。 |
建築物: | 京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター 京都大学基督教青年会会館 京都大学文学部陳列館 京都大学楽友会館 代々木能舞台敷舞台及び座敷 代々木能舞台舞台・橋掛・鏡の間 住吉神社能舞台 |
楽友会館
(京都大学楽友会館 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/09 05:28 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動楽友会館(らくゆうかいかん)は、京都府京都市左京区吉田近衛町(近衛通東大路東入る)の京都大学の吉田南構内(吉田南キャンパス)にある建物である。
概要
1925年(大正14年)に京都大学の創立25周年を記念して、森田慶一の設計により建てられた。正式には京都大学楽友会館と称し、鉄筋コンクリート2階建の瓦葺で様式はスパニッシュを基調とする。設計者の森田慶一は、当時京都大学工学部建築科助教授だった。国の登録有形文化財に登録されている。
逸話
楽友会館返還運動
終戦後の1945年10月2日、京都に進駐した米軍は楽友会館を接収し、兵士の慰安施設(将校クラブ)を開設した[1]。1951年9月、騒音を問題視した吉田寮は「楽友会館即時返還」を目指す社会運動を開始し(楽友会館返還運動)[2]、翌1952年に返還させた[3]。その後、楽友会館の一部は吉田寮により運営された[4]。
アクセス
- JR「京都駅」から
- 市バスA2のりば、206系統「東山通 北大路バスターミナルゆき」、乗車時間約30分
- 阪急「京都河原町駅」、京阪「祇園四条駅」から
- 市バス201系統、「祇園・百万遍ゆき」、乗車時間約20分
- 市バス31系統、「東山通 高野・岩倉ゆき」、乗車時間約20分
- 東山三条から
- 市バス201系統「百万遍・千本今出川ゆき」、乗車時間約10分
- 市バス206系統「高野 北大路バスターミナルゆき」、乗車時間約10分
近隣施設
脚注
外部リンク
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座標: 北緯35度1分19.2秒 東経135度46分45.62秒 / 北緯35.022000度 東経135.7793389度
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