九龍ショック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 09:39 UTC 版)
「BLACK BLOOD BROTHERS」の記事における「九龍ショック」の解説
1997年に九龍半島で起きた、始祖「アダム・王」とその血族「九龍の血統」が暴走したとされる事件。実際は絶対的なマイノリティである九龍の血統が自らの生存権を賭けた戦いであった。短期間で爆発的に増殖した九龍の血統は人間社会に対し牙をむき、後に「香港聖戦」と呼ばれる戦争へと発展した。これにより、それまで(表向きは)伝説上の存在とされてきた「吸血鬼」の存在が公のものとなり、世界レベルの混乱が巻き起こった。また、戦場と化した香港は封鎖され、終戦の後も復興が難しく、世界流通は大打撃を被った。 九龍ショック以後、世界各地で吸血鬼狩りが横行し、これによって弱体化してしまった血族も少なくない。終戦から数年の後に「吸血鬼はほぼ根絶された」との声明が世界各国でなされたが、その裏では人間・吸血鬼間の協定、そして「特区」設立などが秘密裏に行われた。 九龍の血統(クーロン・チャイルド) 九龍の血統、および九龍の血統に属する吸血鬼のこと。詳細は血統一覧を参照。 香港聖戦 「九龍ショック」における、香港を舞台とした最終決戦。名立たる古血が次々と九龍の血統へと転化させられたことで戦いは苛烈を極めたが、激戦の末にアダム・王は討ち滅ぼされ、戦いは人間の勝利で幕を下ろした。公にはなっていないがこの戦争は、世界初の調停員「陣内ショウゴ」達の活躍により吸血鬼と人間が史上初めて組織的に協力して戦った戦争でもあり、人間と共に九龍の血統と戦った吸血鬼の中には「東の龍王」を始めとする高名な古血も少なからずいた。 シンガポール協定 香港聖戦の終了後、シンガポールにて、その「実在」が公のものとなってしまった吸血鬼と人間の間で極秘裏に行われた協定。「特区」設立の土台となったほか、世界各地で異なる捉え方をされていた吸血鬼観や知識の均一・体系化、吸血鬼に関わる語句の制定等がなされた。
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