こてつ【虎徹】
虎徹
虎徹
虎徹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/18 01:45 UTC 版)


虎徹(こてつ)は、日本の刀工の通称。甲冑師を生業としていた一族出身とされ、初代虎徹が越前から江戸に移り、作刀を行う[1]。
- 長曽祢興里 - 初代虎徹[1]。江戸時代前期に活動し[2]、数珠刃の作風の代表と言われ[3]。新刀第一の名工とされるが[2][4]、偽作も多い[2]。
- 長曽祢興正 - 二代目虎徹[5]。通称庄兵衛[5]。長曽祢興里の養子[5]。
- 長曽祢虎徹 (近藤勇佩刀) - 新選組局長である近藤勇が所持していたとされる日本刀である[6]。ただし、近藤が所持していたのは長曽祢興里の真作ではなく贋作であったというのが通説である[6]。
脚注
出典
参考文献
- 飯田一雄『日本刀工 刀銘大鑑』(初)淡交社、2016年3月7日。ISBN 978-4-473-04075-6。 NCID BB20941782。
- 福永酔剣『日本刀大百科事典』 2巻、雄山閣出版、1993年11月20日。 ISBN 4639012020。 NCID BN10133913。
虎徹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 05:50 UTC 版)
浪士組に加盟した江戸の町道場の主・近藤勇は、支度金20両で名刀虎徹を欲した。しかし、虎徹が20両で買える訳もなく、刀屋は贋物を近藤に売る。近藤はまったく気付かず京に上り、やがて新選組を結成し偽虎徹をふるって活躍する。己の信念にもとづき偽物を本物に、本物を偽物にしてしまう近藤の性格を描いている。
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