明治以降の伝来について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 04:21 UTC 版)
「石灯籠切虎徹」の記事における「明治以降の伝来について」の解説
その後の伝来は不明であるが、戦前の高島屋の名刀展に出展されており、その当時の所持者は細川利文子爵となっている。また細川家では、その当時石灯籠切虎徹以外にも熊野三所権現長光や乱藤四郎等も所持していたとされる。『乕徹大鑒』でも出品はされていないものの利刃なることを誇った添銘として紹介されており、細川利文子爵所持との記載がある。前述の小笠原信夫の著書『名刀虎徹』では、この刀は細川利文子爵家に伝来したというが、すでに同家にはないようだとの記述がある。乕徹大鑒の初版・増補改訂版にも出品されず、戦後長らく所有者は不明であったが、都内の刀剣店より2021年の東美特別展に出展されていた。2021年の時点では、日本美術刀剣保存協会の特別保存刀剣に鑑定されている。
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