久松真一 (脚本家)とは? わかりやすく解説

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久松真一 (脚本家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 01:04 UTC 版)

久松 真一(ひさまつ しんいち、1960年10月23日 - ) は日本脚本家劇作家演出家

略歴

福岡県北九州市八幡東区出身。天理大学外国語学部フランス学科卒業後、天理教道友社出版部に勤務。1987年より2年間、富良野塾にて脚本家倉本聰に師事する。第五期生。

1991年日本テレビの連続ドラマ「助教授一色麗子 法医学教室の女」(主演篠ひろ子)の最終回を執筆してデビュー。2004年NHKのドラマ「玄海〜わたしの海へ〜」で、放送文化基金賞テレビドラマ部門本賞を受賞。2011年WOWOWのドラマ「再生巨流」で、ATP賞テレビグランプリ2011、ドラマ部門優秀賞を受賞。同年、渡哲也渡瀬恒彦の兄弟が40年ぶりに共演した話題のドラマ、ドラマ特別企画2011「帰郷」(TBS)を執筆。また俳優座劇場にて『贋作・水滸伝』(演出・宇治川まさなり)を上演、シアターコレドで上演した『ザ・ドライバー』(演出・水谷俊之)では、福島原発の問題に全く独自の視点、発想で切り込み、衝撃を与えた。また2016年佐藤浩市主演の映画「64─ロクヨン 前編/後編」の脚本を執筆、前後編合わせて観客動員270万人を超える大ヒットとなり、同作前編で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。

日本脚本家連盟員 日本放送作家協会理事 日本アカデミー賞協会会員 日大藝術学部講師

主な作品

テレビドラマ

・『ドラマスペシャル 私刑人~正義の証明』(テレビ朝日 主演・遠藤憲一 2020年)

・『逆転弁護士 水木邦夫~声なき叫び』(TBS 主演・草刈正雄 2020年)

・『深層捜査スペシャル』(テレビ朝日 主演・長塚京三 2019年)

映画

ラジオドラマ

舞台

ドキュメンタリー

  • ドキュメンタリースペシャル『ジーコ 神様の素顔』(フジテレビ 1994年)
  • 『神様ジーコと米米CLUB〜宴〜』(フジテレビ 1995年)

著作

  • 『BLACK OUT』(幻冬舎刊)
  • 『せつない』(テレビ朝日出版刊)

脚注

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