久保田万太郎とは? わかりやすく解説

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くぼた‐まんたろう〔‐マンタラウ〕【久保田万太郎】

読み方:くぼたまんたろう

[1889〜1963小説家・劇作家俳人東京生まれ俳号暮雨・傘東京下町舞台に、市井の人々の生活と情緒描いた文化勲章受章小説末枯(うらがれ)」「寂しければ」「春泥」、戯曲大寺学校」、句集流寓抄」など。


久保田万太郎

作者小島政二郎

収載図書小島政二郎全集 第3巻
出版社日本図書センター
刊行年月2002.2


久保田万太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 14:05 UTC 版)

久保田 万太郎(くぼた まんたろう、1889年明治22年〉11月7日 - 1963年昭和38年〉5月6日)は、日本小説家劇作家俳人。俳号はじめ暮雨。のち傘雨[1]。他に筆名千野菊次郎。日本芸術院会員、文化功労者文化勲章受章者。位階勲等従三位勲一等


  1. ^ ただし後藤杜三によると傘雨というのは洒落名であり、句集はみな「久保田万太郎」名で出しているから俳号ではないという。
  2. ^ 『コンサイス日本人名大事典〔改訂版〕』453頁(三省堂、1990)。
  3. ^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典〔第2版改訂版〕』(TBSブリタニカ)。
  4. ^ 川口松太郎の『久保田万太郎と私』によると久保田は江戸っ子、江戸情緒という言葉は大嫌いだった。戸板康二の『久保田万太郎』でも本人は江戸情緒の芸術家と言われると背中がぞくぞくするほど嫌いだとしている
  5. ^ 小島政二郎は、俳人として芭蕉以来の天才というフレーズをつけた。
  6. ^ 『東京府立中学』(岡田孝一、同成社) P77
  7. ^ 現在、木曾馬籠の藤村記念館にある。
  8. ^ 北見治一『回想の文学座』も参照(中公新書、1987年)
  9. ^ 鷲と桜: 日米比較文化論 ひろさちや, ひろさちや佐伯真光、鈴木出版, 1993
  10. ^ 『国文学 解釈と教材の研究』 第13巻 1968年
  11. ^ あらきみほ 『図説 俳句』、186頁。
  12. ^ a b c 西嶋あさ子 「久保田万太郎」『現代俳句大事典』 三省堂、205頁。
  13. ^ 伊藤通明 「解説<万太郎>」、『久保田万太郎』 152-153頁。
  14. ^ 山本健吉『定本 現代俳句』、126頁。
  15. ^ 小澤實 『万太郎の一句』、221-223頁。
  16. ^ 小澤實 『万太郎の一句』、20頁。
  17. ^ 山本健吉 『定本 現代俳句』、128頁。
  18. ^ 偉大なボスとして君臨した久保田万太郎
  19. ^ 写真で見る日中文学交流の50年展
  20. ^ 作品論に『久保田万太郎の俳句』ふらんす堂、1995年。新版・講談社文芸文庫、2021年8月


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久保田万太郎

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耽美派の作家」の記事における「久保田万太郎」の解説

明治22年(1889)~昭和38年1963)。三田派の作家東京都生まれままならぬ世の中で、寂しく諦め生きる人間心情を、東京下町風物織り交ぜて描いた。『朝顔』『末枯』『市井人』などがある。

※この「久保田万太郎」の解説は、「耽美派の作家」の解説の一部です。
「久保田万太郎」を含む「耽美派の作家」の記事については、「耽美派の作家」の概要を参照ください。

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