久保田万太郎
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久保田 万太郎(くぼた まんたろう、1889年〈明治22年〉11月7日 - 1963年〈昭和38年〉5月6日)は、日本の小説家、劇作家、俳人。俳号はじめ暮雨。のち傘雨[1]。他に筆名千野菊次郎。日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。位階・勲等は従三位・勲一等。
- ^ ただし後藤杜三によると傘雨というのは洒落名であり、句集はみな「久保田万太郎」名で出しているから俳号ではないという。
- ^ 『コンサイス日本人名大事典〔改訂版〕』453頁(三省堂、1990)。
- ^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典〔第2版改訂版〕』(TBSブリタニカ)。
- ^ 川口松太郎の『久保田万太郎と私』によると久保田は江戸っ子、江戸情緒という言葉は大嫌いだった。戸板康二の『久保田万太郎』でも本人は江戸情緒の芸術家と言われると背中がぞくぞくするほど嫌いだとしている
- ^ 小島政二郎は、俳人として芭蕉以来の天才というフレーズをつけた。
- ^ 『東京府立中学』(岡田孝一、同成社) P77
- ^ 現在、木曾馬籠の藤村記念館にある。
- ^ 北見治一『回想の文学座』も参照(中公新書、1987年)
- ^ 鷲と桜: 日米比較文化論 ひろさちや, ひろさちや佐伯真光、鈴木出版, 1993
- ^ 『国文学 解釈と教材の研究』 第13巻 1968年
- ^ あらきみほ 『図説 俳句』、186頁。
- ^ a b c 西嶋あさ子 「久保田万太郎」『現代俳句大事典』 三省堂、205頁。
- ^ 伊藤通明 「解説<万太郎>」、『久保田万太郎』 152-153頁。
- ^ 山本健吉『定本 現代俳句』、126頁。
- ^ 小澤實 『万太郎の一句』、221-223頁。
- ^ 小澤實 『万太郎の一句』、20頁。
- ^ 山本健吉 『定本 現代俳句』、128頁。
- ^ 偉大なボスとして君臨した久保田万太郎
- ^ 写真で見る日中文学交流の50年展
- ^ 作品論に『久保田万太郎の俳句』ふらんす堂、1995年。新版・講談社文芸文庫、2021年8月
- 1 久保田万太郎とは
- 2 久保田万太郎の概要
- 3 人物・逸話
- 4 著書
- 5 参考文献
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