主制御装置・主電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 16:51 UTC 版)
「京王デヤ901・902形電車」の記事における「主制御装置・主電動機」の解説
IGBTを用いたVVVFインバータ制御が採用され、1つの主制御装置で電動車2両1ユニット、4個の主電動機を制御するが、2個ずつ解放可能な2群構成とされた日立製作所製VFI-HR-2415Kが採用された。 主電動機は出力170 kW(定格電圧1,100 V、電流115 A)のかご形三相誘導電動機、日立製EFO-K60が採用され、歯車比は85:14である。制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用された。
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主制御装置・主電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 06:59 UTC 版)
「京王5000系電車 (2代)」の記事における「主制御装置・主電動機」の解説
定格3,300V・1,800AのSi-IGBT素子とSiC-SBD素子を組合わせたSiCハイブリッド素子による、日立製作所製VFI-HR2820W型VVVFインバータ制御装置が採用された。1台の制御装置で4台の主電動機を制御する1C4M構成を1群としたものを2群搭載しており、制御方式は速度センサレスのベクトル制御としている。故障の際には2群のどちらかの1群(主電動機4台)の解放が可能な故障冗長性を持っており、全電気ブレーキと定速運転機能を持っている。デハ5000形に搭載されておりデハ5050形と電動車ユニットを組んでいる。 主電動機は出力150 kWのHS33532-03RB型日立製作所製全閉型内扇冷却式かご形三相誘導電動機が、駆動装置は東洋電機製造製KD438-C-M形平行カルダン式(TD継手、TD230C-P)が採用されており、保守の軽減と騒音の低減を図っている。歯車比は85:14である。 さらなる省エネルギー性を推進する目的として新技術の車上蓄電システムを採用している。これは日立製作所製のリチウムイオン電池を4直列4並列接続した680V、15.2kWhの電池モジュールを、編成中央の電動車(デハ5050形5100番台)1両の床下に2個搭載したものである。この蓄電システムには、ブレーキを掛けた際の回生ブレーキ時に主電動機から発生する電力を充電し、力行の時にはこれを走行用に放電することで電力消費量を削減する。また停電時には、この電池に蓄えられた電力を利用して1台のVVVFインバータ装置を起動することで編成内の電動車ユニット2両(1ユニット8モーター)を用いた自力走行が可能であり(この時では通常の6M4Tから2M8Tとなる)、橋梁上で列車が停止した場合などでも移動させることができるようになっている。
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