主力の「撤退」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 07:01 UTC 版)
「ロシア連邦航空宇宙軍によるシリア空爆」の記事における「主力の「撤退」」の解説
2016年2月、プーチンは「国防省とロシア軍全体に与えられた目標は、おおむね達成された」として、シリアに派遣していたロシア軍の主要部分を撤退させると宣言した。介入前のシリア政府は弱体化が進み、分裂の懸念があった。しかし、ロシアの国防相セルゲイ・ショイグは、アサド政権が活力を取り戻し、軍の士気は大きく改善し、アサドの威信も回復したと説明した。ロシアの発言力は高まり、アメリカと並ぶシリア停戦の共同保証国となった。また、撤退宣言によって、軍関係者や国民の間には、ソビエトのアフガン侵攻のような泥沼化が避けられたと安堵する声もあった。 しかし実際には、この後もロシア空軍による空爆は継続される。
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