主制御器・主電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 19:23 UTC 版)
「神戸電鉄6000系電車」の記事における「主制御器・主電動機」の解説
制御装置は神鉄の慣例に従って三菱電機製である。本系列では神鉄で初めてIGBT素子 (IPM:Intelligent Power Module=インテリジェントパワーモジュール) を用いた1C4M×2バンク・2レベルVVVFインバータ制御装置MAP-128-15VD186型(ベクトル制御、3300V/1200A)が採用された。6000形奇数車 (cM) と6100形奇数車 (M) に搭載する。 5000系と同様に電力回生・発電ブレーキ付きであるが、ブレーキチョッパを採用(ブレーキチョッパの採用は神鉄初)することにより回生 - 発電制動の可逆運転を可能とするとともに回生率の向上を図っている。5000系と同様床下にブレーキ抵抗器を搭載するが、抵抗器全体をケーシングしている点で5000系のものとは異なる。 主電動機は、5000系と同様に三菱電機製の出力120kWのかご型三相交流誘導電動機MB-5057-A型を採用。平行カルダン駆動方式を採用し、歯車比は7.07である。 5000系と同様定速運転機能を有している。
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