主なモバイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:34 UTC 版)
「モバイルオペレーティングシステム」の記事における「主なモバイル」の解説
Android(Google) Linuxをベースにした組み込みプラットフォーム。2010年以降にスマートフォンの主流の一つになった。 iOS(Apple) Mac OS Xから派生したモバイルオペレーティングシステム。iPhone、iPad、iPod touchに搭載される。 Bada(サムスン電子) スマートフォン向けOS。開発終了。 BlackBerry OS(ブラックベリー ) BlackBerryに搭載される独自のモバイルオペレーティングシステム。開発終了。 Firefox OS(Mozilla Foundation) LinuxベースのオープンソースOS。アプリは、HTML5・CSS・JavaScriptなどで作成される。日本ではauブランドを展開するKDDI、および沖縄セルラー電話が2014年12月下旬以降より順次発売された韓LGエレクトロニクス製のFx0 LGL25に初めて搭載された。開発終了。 Symbian OS(Symbian Foundation) 携帯電話やスマートフォンに特化した設計をもつオペレーティングシステム。元はノキアが開発した。従来型携帯電話にも多く採用された。初期のスマートフォンで普及したが、iOS・Androidが主流化し衰退。 BREW(QUALCOMM) 同社が開発した携帯電話向けリアルタイムオペレーティングシステムのREX OSから拡張されたモバイルオペレーティングシステム。日本ではauブランドを展開するKDDI、および沖縄セルラー電話の2002年度以降に発売されたほとんどのau携帯電話に搭載されている。 Tizen(Linux Foundation、Tizen Project等) LinuxベースのオープンソースOS。様々な企業が開発に参加している。2013年に搭載端末が発売予定であったが、当面見送るとした。 Ubuntu for Phones(カノニカル) Ubuntuのモバイル版。2014年中の搭載端末の発売を目指している。一部のAndroid端末にインストールすることも可能。 HP webOS(Palm→ヒューレット・パッカード→LGエレクトロニクス) Palmが携帯情報端末向けに開発したが、Palmを買収したHPが事業継続を断念しオープンソース化した。LGがスマートテレビ向けのプラットフォームとして買収。 Windows Mobile(マイクロソフト) Windows CEをベースにしたオペレーティングシステム。 Windows Phone(マイクロソフト) Windows Mobileの後継製品。スマートフォン向けに新たに開発された。Windows Phone 8より、Windows NTベースとなった。 Windows 10 Mobile(マイクロソフト) Windows Phoneの後継製品。デスクトップ版Windows 10とプラットフォームを完全に統一した。 Windows RT/RT 8.1(マイクロソフト) Windows 8、およびWindows 8.1のARMアーキテクチャ版であり、タブレット向けのOS。 KaiOS(KaiOS Technologies Inc.) Firefox OSの後継であるB2G OSからフォークされた、フィーチャーフォン向けのOS。省メモリ性能に優れており、HTML5ベースのアプリを専用ストアからダウンロードできる。2018年のインド市場におけるシェアはAndroidに続く2位(9%)。
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