中畑家
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中畑 和夫(なかはた かずお) 演 - 地井武男 五郎の同級生で幼馴染み。純と螢からは「中畑のおじさん」と慕われる。 「中畑木材」や「中畑畜産」の経営者。純たちの養育・五郎への仕事の斡旋、など、様々な面で五郎たちの世話をしており、家族ぐるみの付き合い。スナックでは自分を悲劇の主人公にして架空の話をするという一面もあり、こごみからは「悲劇サン」と呼ばれていた。 明るくお調子者で面倒見が良い反面、口が軽いせいで舌禍を起こすことも多い。 「遺言」では妊娠したすみえが婚約者の正彦を連れて富良野に戻ったことを、愛娘の螢が全く同じ状況に置かれても快く受け入れた五郎相手にこぼす。陽気なインテリで上から目線に夢を語る正彦を苦手にする。みずえの癌が早期発見で事なきを得たことに安堵していたが、やがて検査で再発が発覚。医師から余命を宣告され、塞ぎがちになる。雪子を訪ねて富良野に滞在していた大介が出会い系で知り合った彼女との交際を五郎に注意され、逆ギレした際に軽々しく「愛」を口にしたのを聞くに堪えかねて殴打し、携帯を川に投げ捨てる。いつにない和夫の態度をいぶかった五郎にみずえの死期が迫っていることを打ち明ける。そうした事情ですみえと正彦の結婚と新居完成の予定が前倒しになり、五郎たちの協力を仰ぐ。だが、闘病生活で変わり果てたみずえを周囲の人々に見せまいとし、五郎の尽力で完成したすみえの新居にみずえを連れて訪問したのが最後の想い出となって死別した。通夜の席から抜け出して一人新居でむせび泣く様を心配した五郎と純に発見される。 中畑 みずえ(なかはた みずえ) 演 - 清水まゆみ 和夫の妻。純と螢からは「中畑のおばさん」と慕われる。 料理はうまいが躾には厳しい。純と螢を我が子同然に育てており、成長を見守っている。 「遺言」ではすみえと正彦の結婚を全面的に歓迎し、正彦の意向で新居が五郎の作る廃品再利用の家になることに賛成。完成を心待ちにしていた。検査で癌の再発が発覚。自宅で倒れて救急搬送され螢の働く市民病院に入院し闘病生活を送る。衰弱して変わり果てた姿となった後、五郎の羅臼訪問中に他界した。娘の結婚式に出席出来る状態ではなく、3人が撮った記念写真と家族だけでひっそりと行った新居訪問が最後の想い出となった。 中畑(清水) すみえ(なかはた(しみず)すみえ) 演 - 塩月徳子(第2話 - 第8話・第10話 - 第12話・第15話 - 第18話・第20話・第22話)→中島ひろ子(2002 遺言) 中畑家の一人娘で、純たちとは同級生。分校時代の生徒では最年長だった。 札幌で保育士をやっていたが、結婚を機に富良野へ帰ってきている。
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