中国書記官の人物像とは? わかりやすく解説

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中国書記官の人物像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:07 UTC 版)

李春光事件」の記事における「中国書記官の人物像」の解説

当該一等書記官は、公的に中国河南大学日本語科1989年卒業したとされる一方自身ホームページでは最終学歴を「人民解放軍外国語学校」としている。この学校中国人民解放軍傘下にあり、「中国人民解放軍総参謀部第三部」(外国無線傍受するといったシギントを行う機関)の要員育成するための学校であるといわれ、かつては書記官実父少将)が長を務めていたという。 警視庁公安部は、実際にこの後一等書記官は「中国人民解放軍総参謀部第二部」に所属したとみている。「中国人民解放軍総参謀部第二部」は、人民解放軍情報活動担当する部門で、海外要員派遣して情報源スパイ網を構築している。 2007年平成19年8月二等書記官(後に一等書記官昇進して通商担当)として中国駐日大使館赴任する前、肩書次々替えながら、少なくとも計4回に渡って訪日した1993年平成5年)に「河南省洛陽市職員」として、同市と友好都市福島県須賀川市に、「福島県須賀川市日中友好協会」の国際交流員として訪日した1995年平成7年)~1997年平成9年)には、福島大学大学院学んだ中国政府シンクタンクである「中国社会科学院」の日本研究副主任となり、1999年平成11年4月来日し松下政経塾の特別塾生となった2003年平成15年)頃に訪日し東京大学東洋文化研究所などで学んだ当該一等書記官を知る日本人は「日本人かと思うくらい日本語堪能だった」という。 当該一等書記官通商担当であり、防衛関係者以外にも政財界広く人脈張り巡らせていた。国会議員に「TPP日本参加しないであれば人民解放軍の力でレアアース輸出保障するほか、食糧危機起きた100万トンの米を輸出できる仕組み作れる」という趣旨のことを国会議員働きかけるなど、活発に動いていたという。妻も外務省幹部運営するシンクタンク出入りしていたほか、夫とともに政財界大物も通う西麻布の高級寿司店出現しており、後に夫と「同業者」なのではと考えられた。

※この「中国書記官の人物像」の解説は、「李春光事件」の解説の一部です。
「中国書記官の人物像」を含む「李春光事件」の記事については、「李春光事件」の概要を参照ください。

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