中・小型筐体とは? わかりやすく解説

中・小型筐体 (Macintosh II、Quadra、Centris)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 21:52 UTC 版)

Macintoshの機種一覧」の記事における「中・小型筐体 (Macintosh IIQuadra、Centris)」の解説

NuBusスロット三つあるMacQuadra 800/840AVを除き、ほぼ同様の電源ユニット寸法同一出力容量はIIvi/IIvx以降増量)を備えているのが特徴Macintosh IIcx スロットの数以外はほとんどIIxと同じ。IIci、Quadra 700へのハードウェア・アップグレードキットも準備された。スノーホワイトデザイン言語用いているがフロッグデザインよるものではなくApple社内のGavin Ivesterらによる筐体デザインビデオ回路内蔵しておらず、ビデオカードに1スロット消費するMacintosh IIci IIcxのビデオ回路内蔵モデル標準システム構成場合、グラフィックメモリ (VRAM) はメインメモリ共有するアーキテクチャとなっている(この機能を使うと、使わずビデオカード増設する場合よりもメモリアクセスが遅くなる)。Quadra 700へのハードウェア・アップグレードキットも準備された。画面表示256色モードにして、日付1989年9月20日設定して起動時CommandOptionC・Iキー押していると、前述のIIfx同様、開発スタッフ写真表示される(グレイ256階調でも可能かは不明)。一部ロットにおいて、筐体内部底面開発スタッフサインがあり、ロジックボード取り外すと見ることができる。 Macintosh Quadra 700 IIciを縦型改めたデザイン実際にはどのモデルも縦置き・横置き共に可能)。MPUに25MHzの68040搭載しVRAM独立させメインRAMとは別のバス操作することでシステムバランスの低下防いでいた。 Macintosh IIvi 68030搭載モデル性能過去機種IIcxにも劣るために不評であり、初め金属露出した横置き専用筐体となった以降Power Macintosh 7100まで同デザイン使われる。初のCD-ROM内蔵モデルMacintosh IIvx IIvi並んでMacintoshでは初のCD-ROM内蔵モデルであったが、非搭載モデルもあった。 Macintosh Centris 650 68040/25MHz搭載でIIvi/IIvxと同様の筐体Macintosh Quadra 650 68040/33MHz搭載でIIvi/IIvxと同様の筐体だが、FDD変更により、挿入口の中央部窪んだものへ変更になったMacintosh Quadra 800 68040/33MHz搭載で、Quadra 700以降ミニタワー型筐体となる。以降Power Macintosh 8500まで同デザイン使われるCD-ROMドライブ搭載モデルもあり、Quadra 900以下のサイズありながら追加ドライブ搭載できるのが特徴であったMacintosh Quadra 840AV Quadra 800と同デザインで、40MHzの68040搭載されたもの。Centris 660AV同様、初のDSP搭載Macである。

※この「中・小型筐体 (Macintosh II、Quadra、Centris)」の解説は、「Macintoshの機種一覧」の解説の一部です。
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