上条家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 03:01 UTC 版)
上条マツ(65) - うつみ宮土理 上条旅館女将。大五郎の母。和也に時に厳しく、親切に優しく接する。和也たちが平成からタイムスリップして来た事実を知るが、崖から転落した際に負った傷が原因で破傷風を患い、亡くなってしまう。 上条大五郎(50) - 升毅 上条旅館主人。性格は厳しく、盗みに入った和也を竹刀で叩きつけ、妻の佐代や子供達にも粗暴に振る舞う。また、金や保身の為なら、はる菜を人買いに売ったり耕作を家から追い出したりする。母のマツによると、元は穏やかな性格の機械職人だったが、父と後継者が死亡し仕方なく旅館業を継ぐも番頭に金を持ち逃げされた経緯や、戦争の影響で現在のような性格になってしまった。空襲で死亡。 上条佐代(42) - 高岡早紀(二役) 上条旅館若女将、大五郎の後妻。詩緒里と瓜二つの顔立ちをしており、思わず抱き着こうとしたはる菜を自分の子供を守るため手を上げたが、後に和解し、大五郎がはる菜を女郎部屋に売ったことを知り大五郎を厳しく非難した。はる菜を連れ戻そうとした夜、偶然はる菜達が脱走しているところを目撃するも、和也には真実を伝えていなかった。 上条耕作(25) - 崎本大海 上条家長男、大五郎と前妻の子。陸軍を負傷除隊・帰還し、戦地でのトラウマで心を病み座敷牢に閉じ込められていた。旅館の客・宮内に非国民だと密告され、一時は特高警察に逮捕されて拷問を受けるが、五十嵐和男の言葉で再起を果たし上条旅館を手伝う。 上条勇作 - 森永悠希 上条家二男、大五郎と前妻の子。和也を疎み、大五郎にはる菜を女郎部屋に売ろうと進言する。召集令状が届くと、醤油を飲んで兵役を逃れた。また、女中の文子と密かに交際している。空襲で死亡。 上条栄次郎 - 西山潤 上条家三男、佐代の連れ子。予科練に入り、特攻を志願する。 上条未来(0) 上条家長女、大五郎と佐代の子。大五郎がなかなか名前を付けないため、はる菜の提案で未来と命名されたが空襲で死亡。
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