三崎家(加害者家族)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 23:02 UTC 版)
「それでも、生きてゆく」の記事における「三崎家(加害者家族)」の解説
遠山(三崎) 双葉〈25〉 演 - 満島ひかり(少女期:山本舞香) 少女を殺害した少年Aの妹。加害者家族ということで母親の旧姓を名乗る。就職してOLとなったが、現在はアルバイトなどで生計を立てている。 引っ越しを繰り返すがそのたびに密告が入り、嫌がらせが続いていたため、被害者家族が密告をしているのではないかと疑う。止めてもらうようお願いするために家族に話すことなく、洋貴に近づく。 しっかり者の性格。幼少期はマスコミの好奇の目などにさらされ、「死んで謝れ」「一家心中しろ」などと言われながら耐え抜いた。そのため死にたいとも生きたいとも思ったことはない。兄のことを今でも慕っており、事件も冤罪ではないのかと思い続け、宛先が分からないまま手紙を書いていた。しかし、被害者家族の悲しみを見るにつけ、兄が罪を犯したという事実を受け止めていく。実は母親・隆美とは血がつながっていない。 雨宮 健二(三崎文哉)〈29〉 演 - 風間俊介(当時ジャニーズJr.)(少年期:佐々木亮輔) 洋貴の妹を殺害した少年A。当時未成年だったため、服役していない。 少年院を経て名前を変え、保護司のある果樹園農家に住み込みで働き、社会復帰していたが、のちに自分の正体を知られた真岐に対し傷害事件を起こす。サイコパス気質であり、今でも何らかの幼児に対する異常性を感じる。双葉にとっては動物好きでとても優しい青年であったという。実は母親・隆美とは血がつながっていない。 三崎 駿輔〈54〉 演 - 時任三郎 少女を殺害した少年Aと双葉、灯里の父。国立大卒で、精密機器メーカーの課長だったが、事件を機に退職を余儀なくさせられ、それ以降は職を転々とする。加害者家族であることにあきらめを感じている。出所した少年Aに実際には会ったことがあるものの、自分たちの生活が壊れることを恐れ少年Aを見捨てた。 遠山(三崎) 隆美〈55〉 演 - 風吹ジュン 少女を殺害した少年Aと双葉、灯里の母。子供たちのために離婚して旧姓を名乗るが、家族一緒に行動している。実は少年Aと双葉とは血がつながっていない。 遠山(三崎) 灯里〈15〉 演 - 福田麻由子 双葉の妹。 事件直後に生まれたため、事件のことを一切知らず、加害者の家族という意識も希薄なので、深見家からの嫌がらせに辟易しており、自分達が一方的な被害者だと思っている。 三崎 雅美 演 - 関根洋子(故人 / 写真) 文哉と双葉の産みの母親。文哉がまだ幼いときにベランダから転落死する。 三崎 泰子 演 - 森康子 寝たきりで介護が必要な駿輔の母親。逃亡生活で十分な世話ができないと判断したため、特別養護老人ホームの海寿園に入れる。 遠山 悟志 演 - 山田明郷 隆美の兄。電話などの嫌がらせから逃れるために兄から母屋の離れを借り、身を寄せる。
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