一時的な再結成
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マクレディが例年おこなっているクローン病患者のための慈善公演が2012年5月23日にシアトルのShowbox Theaterにて開催され、マクレディとマーティンが再び一緒にステージに上がった。ボーカルはLoadedのボーカリストであるJeff Rouseが務め、ベーシストはThe RockfordsのRick Frielであった。 同年にマーティン、マクレディおよび元ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは、ボーカリストのJeff Angell及びキーボードのBenjamin Andersonと共にアルバム「Walking Papers」を発表した。このコラボレーションに駆り立てられ、マーティン、マクレディとマッケイガンはマッド・シーズンの未発表の作品を見直す作業についた。2012年7月には、マーティンはマッド・シーズンの新作でマーク・ラネガンが何曲かボーカルをとることを認めた。 マーティンは2012年10月にマッド・シーズンのボックス・セットについて以下の通り発表した: .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}俺達の旅立った兄弟達を称え、マイクと俺は2013年3月12日に世に出るマッド・シーズンのボックス・セットを監督した。この作品はAboveのリマスター版、ムーア・コンサートの5.1サラウンド・サウンド版DVD、そして幾つかのライブの未発表作が含まれている。最もエキサイティングなものは、俺達がセカンドアルバムのために制作を開始したがベイカーとレインの死去のため完成しなかった曲にマーク・ラネガンが詞と歌を入れてくれた3曲だ。その内の一つはR.E.M.のギタリストのピーター・バックと共作をし、残りの2曲は俺とマイクが書いた。マッド・シーズンの曲で最もヘビーかつ美しい3曲で、レインとベイカーは大いに気に入るだろう。 Aboveのデラックス・エディションは2013年4月にレガシー・レコーディングスからリリースされた。この3枚組ボックス・セットの内訳は2枚のCDと1枚のDVDであり、デジタルリマスター版のAboveのCD、ジョン・レノンのカバー曲の「I Don't Wanna Be a Soldier」、未完成のセカンドアルバムからの数曲にラネガンが歌詞と声を入れた数曲、1995年4月29日におこなった「Live at the Moore」の公演が収録されたCD及びDVD、そしてこれまで公開されたことのなかった今は存在しないシアトルのクラブRKCNDYで開催された年越しライブのフルバージョンの映像で構成されている。 マッド・シーズンは2015年1月30日にシアトルのベナロヤ・ホールでおこなわれたシアトル交響楽団との「Sonic Evolution」と題したスペシャルコンサートでもう一度再結成された。このコンサートではクリス・コーネルがステイリーの代わりを、そしてマッケイガンがソーンダースの変わりにベースを弾いている。
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