ヴァル・ファスクの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:22 UTC 版)
「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の記事における「ヴァル・ファスクの歴史」の解説
もともとはトランスバール紀元前の200年より前にさかのぼること、多次元文明時代に平行宇宙を管理・支配する機関であるセントラルグロウブで、オペレーター階級の種族として使役されていた。 セントラルグロウブ内の機器にはほとんどVチップが搭載されており、よくよく考えるとヴァル・ファスクが団結すれば、ABSOLUTEを支配できるのではと考えた彼らは反乱を起こす。しかしヴァル・ファスクの反乱は想定の範囲内のことであり、緊急時にはVチップをいっさい無効化する機能が最初から搭載されていた。この反乱を鎮圧するのに、ヴェレルが活躍したとされる。 そして当時流刑地だったEDENに追放される。しかし、ABSOLUTEの支配をあきらめておらず、ヴァル・ファスクはまず手始めにEDENに対して第一次ヴァル・ファスク大戦を開始する。ヴァル・ファスクがクロノ・クェイクボムを使用し時空震を起こしたことにより、超光速通信や超光速移動が封じられ、EDENは戦争どころではなくなる。ヴァル・ファスクは戦力を温存しており、200年後の時空震の影響が薄れたタイミングを見計らって艦隊をEDENに侵攻し、時空震により文明が衰退した人類の星を次々と征服する。そしてわずか一夜でEDENの首都惑星であったジュノーを征服。以後400年に渡って圧制を敷くこととなる。 トランスバール皇国暦412年にはヴァル・ファスクは先遣隊を送り込みトランスバール皇国への侵攻を開始し、第二次ヴァル・ファスク大戦と呼ばれる戦いが始まる。しかし先遣隊は壊滅し、トランスバールは白き月と精鋭艦隊を電撃的に送り込み、ジュノーを開放する。ついにはヴァル・ランダルまで攻め上りヴァル・ファスクを打ち負かす。ヴァル・ファスクはトランスバールに降伏したとき、最低限の自衛の手段を残しヴァル・ファスク軍の保有を禁止される。だが人類はヴァル・ファスクとの和平を望んでおり、警戒こそしてはいるが413年以降は一応の友好関係を築きつつあり、EDEN軍やUPW軍への積極的な入隊を肯定している。また大戦で破壊された黒き月の再建計画に従事させられている。 ヴァル・ファスクの友好関係を対外的にアピールする、EDEN解放五周年式典の最中、ウィルがヴァル・ヴァロス星系に出現。核まで冷え切った巨大な死滅惑星である、第二惑星をマイクロブラックホール化し、ヴァル・ランダルを攻撃する。直撃すればヴァル・ランダルは壊滅すると予測されたが、UPW軍はエルシオールとGAシリーズ紋章機を自爆させることで軌道をそらして大惨事は免れ、ヴァル・ファスク滅亡は避けられる。
※この「ヴァル・ファスクの歴史」の解説は、「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の解説の一部です。
「ヴァル・ファスクの歴史」を含む「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の記事については、「ギャラクシーエンジェルの勢力・組織」の概要を参照ください。
- ヴァルファスクの歴史のページへのリンク