ワム89000形とは? わかりやすく解説

ワム89000形(初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:31 UTC 版)

国鉄ワム80000形貨車」の記事における「ワム89000形(初代)」の解説

詳細は「国鉄ワム80000形貨車 (初代)」を参照 1957年昭和32年)に大宮工場で3両が試作された、側面開き式のパレット輸送用有蓋車である。側面鋼製引戸が4設けられいずれの扉を開いて荷役が可能であったパレット最大積載数は12屋根支えるため、片側に2本の有し、そこに木製仕切り設けて室内3分割していた。本形式車体長短く最大積載荷重15tを積むことができなかったため、量産車2代目ワム80000形)の設計時には車体延長された。屋根は、量産車中央折れ線設けた山形であるのに対し、やや深め丸屋根であった。 本形式は、当初ワム80000形初代ワム80000 - ワム80002)と称したが、量産車登場するに及び、1960年昭和35年3月、ワム89000形(初代ワム89000 - ワム89002)に改められた。 本形式試験終了後汐留駅常備とされ、晩年浅野駅常備とされて板ガラス輸送用使用されたが、1975年昭和50年)末までに全車廃車された。

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ワム89000形(2代)

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国鉄ワム80000形貨車」の記事における「ワム89000形(2代)」の解説

1981年昭和56年)に1両が新製された試作車で、側引戸アルミ製とした走行安定性対策車(280000番台)が、フォークリフトによる荷役の際にこれを破損するトラブル続出したことから、再び側引戸鋼製とする可能性を探るために製作されたものである。側引戸耐候性鋼板となったことから、軽量化を図るため内張合板製とされ、室内仕切りパイプ廃止、側細くされた。さらに荷崩れ防止装置装備している。 形式2代目のワム89000形とされたが、番号初代の続番のワム89003とされた。

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