板ガラス輸送用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:31 UTC 版)
「国鉄ワム80000形貨車」の記事における「板ガラス輸送用」の解説
板ガラスのクレーン荷役の便を図るために屋根構造の変更を行なったもので、1967年(昭和42年)に後藤工場で汎用車の改造により14両(ワム581000 - ワム581013)、1969年(昭和44年)に新製車として日立製作所で11両(ワム581014 - ワム581024・581000番台。1969年度民有車両)の合計25両が製造された。常備駅は、松尾寺駅である。 改修内容は、屋根に幅1,600mm、長さ5,400mmの積込み口を空け、そこにスライド式の扉を設けたもので、妻板には屋根に登るためのハシゴが取付けられている。新製車は、積込み口の長さが5,600mmに変更されたほか、積込み口の引戸は人が乗っても破損しないように強化されている。 本グループは、落成当初、原番の十万位に6を冠していたが、鮮魚輸送用と同様の経過でこの番号に改められた。
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