ワム49000形(屋根板積み重ね方式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/08 01:19 UTC 版)
「国鉄ワム49000形貨車」の記事における「ワム49000形(屋根板積み重ね方式)」の解説
汽車製造が独自に開発した方式で、20枚に分割された屋根板を、車端部に設けた屋根板格納室に積み重ねて収納する方式である。 屋根を閉じる際は、車体側面に設けられたハンドルを回すことによって屋根板受け台が上昇し、受け台の上に乗っている屋根板が上昇した後、水平方向に移動して屋根となる。端部に位置する屋根板に水平移動させるためのチェーンが繋がっており、屋根板同士もリンクで接続されている。開放する際は逆の動作をし、受け台が下降することによって屋根板が格納室に引きこまれるようになっている。地上で操作ができる。格納するスペースが少なくて済むなどの長所があるが、屋根板の全重量をハンドルで持ち上げるため操作が重くなり、時間がかかる等の短所がある。
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